この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蛇神様の花の宴
第1章 三人の蛇神様
もうこれで何度目の絶頂だろう。
ちゅ、ちゅ、と小さな音をたてながら、男の唇が美鎖の腹から胸、首筋へと這いのぼってくる。
やがて美鎖の顔へとたどり着くと、桜色の唇と深く繋がった。
荒い呼吸を繰り返したため、口内は少し冷えている。
それが舌を絡めるにつれて溶けるように温まっていった。
「美鎖……」
心の奥から溢れるような呼び方。
美鎖に覆い被さっているのは、白い蛇神様の雪影(ユキカゲ)だった。
銀色の髪は清廉な滝のごとく流れ落ち、その眼差しは理知的で大人びている。
ちゅ、ちゅ、と小さな音をたてながら、男の唇が美鎖の腹から胸、首筋へと這いのぼってくる。
やがて美鎖の顔へとたどり着くと、桜色の唇と深く繋がった。
荒い呼吸を繰り返したため、口内は少し冷えている。
それが舌を絡めるにつれて溶けるように温まっていった。
「美鎖……」
心の奥から溢れるような呼び方。
美鎖に覆い被さっているのは、白い蛇神様の雪影(ユキカゲ)だった。
銀色の髪は清廉な滝のごとく流れ落ち、その眼差しは理知的で大人びている。