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蛇神様の花の宴
第2章 暗夜とお菓子作り
「ひぃんっ! ひぁっ! あぁあ!」

蜜を撒き散らすような激しい動きだった。
暗夜の汗ばんだ肌と熱い吐息が、余計に美鎖の頭をクラクラさせる。

ついに美鎖の足が限界を迎える。

「も、だめ……っ!」

だが、辛うじて残された片足も、暗夜が持ち上げてしまう。

「あっ!?」

全身を抱き抱えられる形で、美鎖は宙に浮いた。
繋がった場所に体重がかかる。

「怖い、ですぅっ!」

不安定な格好も、信じられないほど奥深くまで貫かれることも。
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