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蛇神様の花の宴
第2章 暗夜とお菓子作り
「俺も怖い」
暗夜の呟きに、美鎖は目をしばたく。
「何度抱いても、おまえに飽きるどころか、のめり込んでいく一方で……っ!」
切実な瞳に貫かれて、きゅう、と胸が締め付けられた。
美鎖の脳が甘く曇る。
「あんや、さっ……!」
力強く揺さぶられながら、美鎖は暗夜の唇を求めた。
「美鎖……!」
暗夜はそれに応えながら、更に激しく動き始める。
調理場に肉と肉のぶつかる音が響いた。
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