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第1章 ふたりの日常

遥斗の左手が胸からお腹に降り、アソコを撫でる。


「みなみん中挿入りたい」


「うん…来て」


遥斗が私の脚を割り開き、そこに自身を宛がう。



「今日俺早いよ。数回でイっちゃうかも」


「うん」


「一日みなみのこと考えてたからすぐイっちゃうよ？」


「うん…どんなこと考えてた？」


「みなみのおっぱいのコトと、早くエッチしたいなってコトでしょ？」


遥斗がヌプリと挿入ってきた。



「あっ…！」


「そう…みなみのその顔。その顔が早く見たかった」


挿れただけなのにすごくすごく気持ちいい。
全身が震える私と同じように遥斗の息も熱く荒い。


「そんな…恥ずかしいから見ちゃダメだよ」


「どうして？俺が見ちゃいけないとこなんかないだろ？」


ゆっくりと遥斗が動き出す。


「あっ！…あっ！」


「内側までヒクヒクさせて…」


腰を動かしながら器用に遥斗はキスをする。
遥斗の首に腕を絡め夢中でキスしながら体内の摩擦を受ける。


ふいに入れたまま遥斗がクリトリスを触った。


「あっ！ダメっ！！それダメっ！！」


「ん、これがいいんだ？」


「ダメっ！ダメなのぉ！！」


気持ち良すぎておかしくなりそう。
何処が気持ちいいのか何が気持ちいいのか麻痺して分からない。


角度を変えた遥斗は内側からも私を追い詰める。



「みなみは淫乱だからよく感じんだよな」


「ああっ！嫌っ！！」


「ホラ、自分からそんなに足開いて…どんだけクリ触って欲しいんだよ」


遥斗の指先が早くなって、反比例して腰が止まる。
空いた手が乳首をキュッと摘まんで捏ねる。


「遥斗！動いて…お願い」


「ホラ、みなみはエッチな子だろ？こんなエッチなお願いしてくるなんて」


「遥斗…切ないよ…」


涙がボロボロ零れてきた。
気持ち良くてもどかしくて切なくて、遥斗の事が好きすぎて。


「好き…遥斗、大好き」


泣きながらの告白に遥斗はじっと私を見て、突然強く動き出す。


「みなみ反則！」


「あっ！あっ！あっ！」


「もっとエッチなこと言わせたりさせたりしたかったのに…」