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限界Lovers
第14章 刺客
「駄犬なんて失礼ね!この子ネコちゃん私が拾ったの。可愛いでしょ♪」
お姉さんが私のこめかみにキスをする。
「!?!?」
「ヤダ捨ててきなさいよ。キャンキャンうるさいだけよ」
「うっさい、ママには関係ない」
……ママ!?
何?さっきからママって…
「ママって…鈴之介の子供なの?」
「はあ?んなワケないだろうが!頭までユルい駄犬だな!」
「やだー可愛いじゃなーい。この人はね、バーのママさんなの。だからママ」
「…なんだおかまバーのママか」
「いちいちムカつくんだよおめーはよ!」
鈴之介がこめかみに青筋を立てるとお姉さんが私を抱きしめて庇った。
「やめてママ!この子は私の赤ずきんちゃんなの」
「さっきまでネコだったじゃない、盛りのついた」
鈴之介は呆れたようにテーブルの前に座る。
「まあ…理奈子に拾われたのが不運だったわね」
「何よ不運て。ママたち早く出てってよ続きするんだから」
そう言ってお姉さんがまた私の胸に顔を埋めた。
「!!!ぎゃああああ!!!」
「あら、揉み甲斐のある胸ねぇ~羨ましい」
さっきと同じことを人前でされた私はもう耐えられず…
「ううっ…」
「あら泣いちゃった」
涙が止まらない。
「…私のおっぱいは遥斗のものなんです」
手を止めたお姉さんをどけて布団の上に正座した。
「こんな遥斗への裏切り行為…もう腹を切って遥斗に詫びるしか」
「侍かよ!」
「私の…私の気持ちが納まらぬ」
何か尖ったものはないかと見回すとテーブルの上に栓抜きを見つけた。
「遥斗への忠誠心!」
栓抜きに手を伸ばすと鈴之介がサッとそれを取り上げる。
「やめなさい、そんなんじゃ死ねないし死なれても後味悪いから」
「固いけど丸いしね。…ホラ、そんな顔してないでとりあえず飲んだら?気分変わるから」
もう一人のおかまが私にグイッと日本酒を飲ませた。
お姉さんが私のこめかみにキスをする。
「!?!?」
「ヤダ捨ててきなさいよ。キャンキャンうるさいだけよ」
「うっさい、ママには関係ない」
……ママ!?
何?さっきからママって…
「ママって…鈴之介の子供なの?」
「はあ?んなワケないだろうが!頭までユルい駄犬だな!」
「やだー可愛いじゃなーい。この人はね、バーのママさんなの。だからママ」
「…なんだおかまバーのママか」
「いちいちムカつくんだよおめーはよ!」
鈴之介がこめかみに青筋を立てるとお姉さんが私を抱きしめて庇った。
「やめてママ!この子は私の赤ずきんちゃんなの」
「さっきまでネコだったじゃない、盛りのついた」
鈴之介は呆れたようにテーブルの前に座る。
「まあ…理奈子に拾われたのが不運だったわね」
「何よ不運て。ママたち早く出てってよ続きするんだから」
そう言ってお姉さんがまた私の胸に顔を埋めた。
「!!!ぎゃああああ!!!」
「あら、揉み甲斐のある胸ねぇ~羨ましい」
さっきと同じことを人前でされた私はもう耐えられず…
「ううっ…」
「あら泣いちゃった」
涙が止まらない。
「…私のおっぱいは遥斗のものなんです」
手を止めたお姉さんをどけて布団の上に正座した。
「こんな遥斗への裏切り行為…もう腹を切って遥斗に詫びるしか」
「侍かよ!」
「私の…私の気持ちが納まらぬ」
何か尖ったものはないかと見回すとテーブルの上に栓抜きを見つけた。
「遥斗への忠誠心!」
栓抜きに手を伸ばすと鈴之介がサッとそれを取り上げる。
「やめなさい、そんなんじゃ死ねないし死なれても後味悪いから」
「固いけど丸いしね。…ホラ、そんな顔してないでとりあえず飲んだら?気分変わるから」
もう一人のおかまが私にグイッと日本酒を飲ませた。