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限界Lovers
第14章 刺客

それから温泉に入った遥斗くんを追ってアタシも温
泉へ。


対角線上の端と端。


服を脱ぐ遥斗くんをチラ見しながらアタシも急いで
服を脱いだ。


遥斗くんの身体…
綺麗…綺麗よ…ストライク!


抱かれたい…あの身体を抱いて抱かれたい!!



そしてどうにかして遥斗くんのが見てみたくて真剣
なアタシ。


だって…好きな人の事はどんなことでも知りたいじ
ゃない?


角度を変え場所を変え、遥斗くんに気づかれないよう2.0の視力を駆使して的を狙う。




そしてとうとう…



「!」



見えた…見えたわ!
一瞬だったけどハッキリ見えたわ!!



「フフフフフフフ…合格」



腹の底から笑いが止まらない。
気がつけばアタシの周りには綺麗に誰も居なかった




それからは大人しく、大人しーく気配を消して温泉に浸かる。
温泉に浸かりながらリサーチすることも忘れない。



「100年に一度の出会いだったんだよ!」


「ハイハイ、俺…先出るわ。暑い」


「!」


同僚の話を聞いていた遥斗くんがザブンと立ち上がる。
アタシはそれより先に脱衣所に飛び出した。



身体を拭いて浴衣を着て髪の毛を乾かす。



それから鏡越しに遥斗くんが着替えるのをじっくりと堪能して…



着替えると遥斗くんは髪も乾かさずに浴場を後にする。



「あん…手の掛かる子。風邪引いちゃう」



アタシも急いで遥斗くんを追った。
すると…


「あれ!?遥斗さん!?」



男湯を出ると遥斗くんはカップルに声を掛けられて
いた。



「きーちゃん!?」



「ずっと入ってたんですか?みなみは?」



「えっ!?」



「だって…遥斗さんと温泉行くってみなみが…」



「………」



「遥斗さん?」



女の子が怪訝な顔で遥斗くんを見ている。



「………あー…さっき一緒にね」



「みなみもう戻りました?」



「今俺の部屋で休んでる」



少し早口の遥斗くんに焦りを感じた。
…大丈夫よ遥斗くん、みなみならアタシの部屋で寝てるから。


それからカップルと別れた遥斗くんはカップルが浴
場に入ったのを確認して走り出す。



「やだ…どこ行くのかしら」


男らしい一面にキュンキュンしながらアタシもその後を走って行った。


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