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限界Lovers
第15章 濡夜
「嘘ウソ、分かってるってば」
「元々Wデートで来る予定だったし。そしたら部屋だって元からそうしてたしな」
どうやら私は二人にからかわれたらしい。
「今のみなみちょっと可愛かったよ。後で遥斗さんに教えてあげよーっと」
「や…やめて」
「みなみも大人になったってことだよな、みなみ」
「大丈夫、好きな人と居たいってのは普通の感情だから!」
「やめてー!!!」
わざわざ蒸し返す辺りが意地悪で。
この意地悪は駿くんのがきーちゃんにも移ったんだとうらめしく思う。
「でもその前にみなみ、一緒に温泉行こうよ」
「…うん!まだきーちゃんとは入ってないもんね」
そして夕食を終えるときーちゃんと温泉に。
昼間は散々な目に遭ったから周りを警戒しながら浴衣を脱いだ。
「…みなみさあ、浴衣の下にそのTシャツはなくない?中学生じゃないんだから」
「だって遥斗に言われてるんだもん。浴衣の下にはTシャツ着ろって」
「なんか…ホントみなみたちはバカップルだよね」
「失礼な!」
Tシャツを脱ぐとキスマークが身体中に現れてきーちゃんが呆れた顔をする。
「みなみ…それ一緒にいる私が恥ずかしい」
「………」
もっともすぎる意見にさすがに反論できなくて、仕方ないからこの文句は今夜遥斗にぶちまけようと一人心に決めていた。
「元々Wデートで来る予定だったし。そしたら部屋だって元からそうしてたしな」
どうやら私は二人にからかわれたらしい。
「今のみなみちょっと可愛かったよ。後で遥斗さんに教えてあげよーっと」
「や…やめて」
「みなみも大人になったってことだよな、みなみ」
「大丈夫、好きな人と居たいってのは普通の感情だから!」
「やめてー!!!」
わざわざ蒸し返す辺りが意地悪で。
この意地悪は駿くんのがきーちゃんにも移ったんだとうらめしく思う。
「でもその前にみなみ、一緒に温泉行こうよ」
「…うん!まだきーちゃんとは入ってないもんね」
そして夕食を終えるときーちゃんと温泉に。
昼間は散々な目に遭ったから周りを警戒しながら浴衣を脱いだ。
「…みなみさあ、浴衣の下にそのTシャツはなくない?中学生じゃないんだから」
「だって遥斗に言われてるんだもん。浴衣の下にはTシャツ着ろって」
「なんか…ホントみなみたちはバカップルだよね」
「失礼な!」
Tシャツを脱ぐとキスマークが身体中に現れてきーちゃんが呆れた顔をする。
「みなみ…それ一緒にいる私が恥ずかしい」
「………」
もっともすぎる意見にさすがに反論できなくて、仕方ないからこの文句は今夜遥斗にぶちまけようと一人心に決めていた。