この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
限界Lovers
第15章 濡夜
「嘘ウソ、分かってるってば」


「元々Wデートで来る予定だったし。そしたら部屋だって元からそうしてたしな」




どうやら私は二人にからかわれたらしい。



「今のみなみちょっと可愛かったよ。後で遥斗さんに教えてあげよーっと」


「や…やめて」


「みなみも大人になったってことだよな、みなみ」


「大丈夫、好きな人と居たいってのは普通の感情だから!」


「やめてー!!!」


わざわざ蒸し返す辺りが意地悪で。
この意地悪は駿くんのがきーちゃんにも移ったんだとうらめしく思う。


「でもその前にみなみ、一緒に温泉行こうよ」


「…うん!まだきーちゃんとは入ってないもんね」






そして夕食を終えるときーちゃんと温泉に。


昼間は散々な目に遭ったから周りを警戒しながら浴衣を脱いだ。


「…みなみさあ、浴衣の下にそのTシャツはなくない?中学生じゃないんだから」


「だって遥斗に言われてるんだもん。浴衣の下にはTシャツ着ろって」


「なんか…ホントみなみたちはバカップルだよね」


「失礼な!」


Tシャツを脱ぐとキスマークが身体中に現れてきーちゃんが呆れた顔をする。


「みなみ…それ一緒にいる私が恥ずかしい」


「………」


もっともすぎる意見にさすがに反論できなくて、仕方ないからこの文句は今夜遥斗にぶちまけようと一人心に決めていた。









/499ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ