この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
限界Lovers
第19章 二人の記念日
「やだ…久々に遥斗に会えてちょっと嬉しいかも」
「相変わらず口が上手いな」
「私の友達でも会うと今だに遥斗の話する子がいるよ」
「マジで?」
「B組の美里って覚えてる?遥斗一緒に遊んだことあるよ」
「……悪りぃ」
B組の美里ちゃん…思い出せなかった。
「本当ヒドイよね」
マネージャーがクスクス笑ってバツが悪くて顔を反らすとみなみちゃんが目に入る。
「!」
…その時俺は驚いた。
だってみなみちゃんがすごく悲しそうな顔をしていたから……
「みなみちゃん…」
「じゃあ・・・邪魔しちゃ悪いからとりあえずまた連絡するね」
「えっ?あ…ああ…」
マネージャーは手を振り去って行った。
またみなみちゃんを見ると微妙な顔。
「可愛い人だね・・・お友達?」
「高校時代の…サッカー部のマネージャー」
「遥斗さんサッカーしてたんだ」
「うん…」
ちょっとぎこちない喋り方とか引きつった笑顔とか…もしかして…イケるんじゃないか!?
みなみちゃんも俺の事好きなんじゃないか!?
膝の上の手を握りしめた。
「遥斗さん…」
「な、何?」
みなみちゃんは言葉を溜めて目を泳がせ、そして迷ってポツリと呟いた。
「……アイスが食べたい」
「………は?」
「アイス…フォーティーワン…食べたい」
「…………」
分かんねぇ!!
本っ当に分かんねぇ!!!
「相変わらず口が上手いな」
「私の友達でも会うと今だに遥斗の話する子がいるよ」
「マジで?」
「B組の美里って覚えてる?遥斗一緒に遊んだことあるよ」
「……悪りぃ」
B組の美里ちゃん…思い出せなかった。
「本当ヒドイよね」
マネージャーがクスクス笑ってバツが悪くて顔を反らすとみなみちゃんが目に入る。
「!」
…その時俺は驚いた。
だってみなみちゃんがすごく悲しそうな顔をしていたから……
「みなみちゃん…」
「じゃあ・・・邪魔しちゃ悪いからとりあえずまた連絡するね」
「えっ?あ…ああ…」
マネージャーは手を振り去って行った。
またみなみちゃんを見ると微妙な顔。
「可愛い人だね・・・お友達?」
「高校時代の…サッカー部のマネージャー」
「遥斗さんサッカーしてたんだ」
「うん…」
ちょっとぎこちない喋り方とか引きつった笑顔とか…もしかして…イケるんじゃないか!?
みなみちゃんも俺の事好きなんじゃないか!?
膝の上の手を握りしめた。
「遥斗さん…」
「な、何?」
みなみちゃんは言葉を溜めて目を泳がせ、そして迷ってポツリと呟いた。
「……アイスが食べたい」
「………は?」
「アイス…フォーティーワン…食べたい」
「…………」
分かんねぇ!!
本っ当に分かんねぇ!!!