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限界Lovers
第22章 鈴木将太の憂鬱3
興味ないわけがないだろう。


僕だって…僕だって男なんだから。



「そんなとこ舐めないで!ああっ……止めないで!」



ーーーーみなみちゃん、君はどれだけ淫らなんだ。


清らかな仮面の下の、あの美しい身体の奥にはどれ程の蜜が隠れているんだ?


みなみちゃん…僕も本当の君を……



見てみたいーーーー





…とは言っても人のモノ。


「…別れちゃえばいいのにバカップルめ!」



みなみちゃんが欲しい。


清らかで淫らな君が欲しい。



ガンっと壁を殴ったら拳がありえないくらい痛くて声を殺して悶えた。








ーーーー僕の鬱々は日々積もり、それから幾日か過ぎた時だった。



「新しいバイトが決まったよ」


店長が僕に言った。



「へぇ…早く決まって良かったですね」


「今度の子は高校生だから良く教えてあげて、来週から早速来てもらうから」



……高校生。
ちゃんと仕事できるんだろうか……


ため息混じりでその時は聞いていた。


その時は。







ーーー翌週



「金子瑞希です、よろしくお願いします」



その子は僕にペコリと頭を下げる。



「!」



かかかかかか可愛い!!!


しかもアニメ声!


長い黒髪を二つに束ねた彼女は僕を見上げて微笑んだ。


「へー、瑞希ちゃんいくつなの?高校何年生?」


「高三です。もうすぐ18になります」


「受験は?」


「専門学校決まったから」


「へー、何の学校行くの?」


「声優です」


「ハハハ、アニメに出てそうな声だもんね」


「良く言われます」


ニコッと微笑む彼女は…


ーーーー天使だ!


僕には羽が見える!!!


明けない夜はないって言うけど本当だ。


僕はその瞬間恋に…


恋に落ちた。






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