この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
限界Lovers
第22章 鈴木将太の憂鬱3
ーーーー時代の移り変わりは呆気ない。
重苦しく長い夜も、春の陽射しが差し込めば雪の如く溶けて消える。
まるで何もなかったように…
新しい季節は輝きに溢れ、深雪の後には新芽が芽生えるんだ。
僕の恋だってそれは同じで…
「ありがとうございました!」
……良い!
この声良い!!
「凄いね瑞希ちゃん物覚えがいいね 」
「きっと…教えてくれる人がいいんだと思います 」
ポッと頬を赤らめる瑞希ちゃん。
「そんな事…ハハッ!」
これって…
僕的にはかなり「イケる」んじゃないかって思うんだけど…
「鈴木さんは大学生なんですか?」
「そう」
「大学生だと出会いもいっぱいあるんだろうな」
そう言って瑞希ちゃんはシュンっと。
シュンっとするんだ!
「いやいや、僕工業大学だから男ばっかで!」
「そうなんですか?じゃあ鈴木さん彼女居ないんですか?」
「居ません居ません居ません!」
力一杯否定すると瑞希ちゃんはニッコリ笑う。
神様!これは自惚れてもいいですか!?
瑞希ちゃんも同じ気持ちだって…
それからまた数日して、僕がレンタルショップに行った時の事だった。
その日はバイトもなくちょっとムラムラしていたから、人生初のAVでも借りてやろうと意気込んでレンタルショップのドアをくぐる。
だって僕男だし、大人だし!
AVくらい女の子の店員さんでも関係なくバーン!って借りてやる!
……それから約30分。
一週間レンタル300円のために30分パッケージを吟味して「女子高生優夏のアブナイ誘惑
」と「はつこい~少女から大人へ~」というタイトル二本に決めた。
どちらも女子高生物。
そしてこの女優さんがちょっとだけ瑞希ちゃんに似てたから…
「一週間レンタルで!」
男らしくコソコソなんてしないでバーンと出したら
…
「一週間レンタルでよろしいですか?」
「!」
この声…
怖々顔を上げるとそこに居たのは…
「瑞希ちゃん…」
「鈴木さん!」
うわっ!凄く気まずい…
でも僕大人だから…堂々と振る舞わなきゃ!
重苦しく長い夜も、春の陽射しが差し込めば雪の如く溶けて消える。
まるで何もなかったように…
新しい季節は輝きに溢れ、深雪の後には新芽が芽生えるんだ。
僕の恋だってそれは同じで…
「ありがとうございました!」
……良い!
この声良い!!
「凄いね瑞希ちゃん物覚えがいいね 」
「きっと…教えてくれる人がいいんだと思います 」
ポッと頬を赤らめる瑞希ちゃん。
「そんな事…ハハッ!」
これって…
僕的にはかなり「イケる」んじゃないかって思うんだけど…
「鈴木さんは大学生なんですか?」
「そう」
「大学生だと出会いもいっぱいあるんだろうな」
そう言って瑞希ちゃんはシュンっと。
シュンっとするんだ!
「いやいや、僕工業大学だから男ばっかで!」
「そうなんですか?じゃあ鈴木さん彼女居ないんですか?」
「居ません居ません居ません!」
力一杯否定すると瑞希ちゃんはニッコリ笑う。
神様!これは自惚れてもいいですか!?
瑞希ちゃんも同じ気持ちだって…
それからまた数日して、僕がレンタルショップに行った時の事だった。
その日はバイトもなくちょっとムラムラしていたから、人生初のAVでも借りてやろうと意気込んでレンタルショップのドアをくぐる。
だって僕男だし、大人だし!
AVくらい女の子の店員さんでも関係なくバーン!って借りてやる!
……それから約30分。
一週間レンタル300円のために30分パッケージを吟味して「女子高生優夏のアブナイ誘惑
」と「はつこい~少女から大人へ~」というタイトル二本に決めた。
どちらも女子高生物。
そしてこの女優さんがちょっとだけ瑞希ちゃんに似てたから…
「一週間レンタルで!」
男らしくコソコソなんてしないでバーンと出したら
…
「一週間レンタルでよろしいですか?」
「!」
この声…
怖々顔を上げるとそこに居たのは…
「瑞希ちゃん…」
「鈴木さん!」
うわっ!凄く気まずい…
でも僕大人だから…堂々と振る舞わなきゃ!