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限界Lovers
第22章 鈴木将太の憂鬱3
結局僕はコンドームをぶら下げてみなみちゃんとアパートまで帰った。
「彼氏さんは?」
「今日は残業だって」
「待ってるのも大変だね」
「そうねー…」
そう答えるみなみちゃんは幸せそうにも見えた。
…久しぶりに会ったけど、みなみちゃんはまた綺麗になったように思う。
「ん?どうしたの?」
「あー…いや、…幸せそうだなと思って」
「幸せ…フフッそうだね、顔に出てる?」
「?、何かいいことあった?」
みなみちゃんは嬉しくてたまらないといった表情だ。
「実は結婚するんだ」
「えっ!?」
「…とはいってもまだ親への報告とかはしてないんだけどね」
「そ、そう…」
「彼が早くっていうんだけどなかなかタイミングが合わなくて」
「そっか…」
「でもね、今度彼のお家にご挨拶には行くの!私何気に初めてなんだよね…今までお邪魔しても会ったことなくて」
「…みなみちゃんなら大丈夫だよ」
「そうかな…だといいんだけどいかんせんお姉さんがね…」
みなみちゃんは急に黒い空気を背負って何かブツブツ言い始めたけど、みなみちゃんなら相手の家族にも気に入られるだろうと思った。
少なくとも家の両親なら…いや、爺ちゃん婆ちゃんもみなみちゃんなら喜んで迎えたと思う。
「…もし彼氏の家族にダメ出しされたら僕のとこにおいでよ。うちの両親も祖父母もみなみちゃんなら大歓迎」
少し余裕が持てるようになった僕はこれくらいの冗談は言えるようになった。
みなみちゃんは僕を見て悪戯に笑って…
「そう?なら遥斗の家族に反対されたら鈴木くんとこ行こう」
「!!!」
ちょ!!うわっ!!!
神様!どうかみなみちゃんが気に入られませんように!!
みなみちゃんへの恋は終わったはずなのにコロッとなびくダメな僕。
「あははっ!だからさ、大船に乗ったつもりで行ってきなよ!」
「フフッ、本当は緊張してたんだ。でも…ありがとう」
「いやいや!僕はみなみちゃんがお嫁に来てくれること楽しみにしてるよ?だからむしろ変なことしでかしてもらいたいくらい!」
「やだ鈴木くん!そんな事しないよー」
ーー大分調子に乗ってます僕。
でもみなみちゃんが笑ってくれるのが嬉しくてついつい本音がね…
「彼氏さんは?」
「今日は残業だって」
「待ってるのも大変だね」
「そうねー…」
そう答えるみなみちゃんは幸せそうにも見えた。
…久しぶりに会ったけど、みなみちゃんはまた綺麗になったように思う。
「ん?どうしたの?」
「あー…いや、…幸せそうだなと思って」
「幸せ…フフッそうだね、顔に出てる?」
「?、何かいいことあった?」
みなみちゃんは嬉しくてたまらないといった表情だ。
「実は結婚するんだ」
「えっ!?」
「…とはいってもまだ親への報告とかはしてないんだけどね」
「そ、そう…」
「彼が早くっていうんだけどなかなかタイミングが合わなくて」
「そっか…」
「でもね、今度彼のお家にご挨拶には行くの!私何気に初めてなんだよね…今までお邪魔しても会ったことなくて」
「…みなみちゃんなら大丈夫だよ」
「そうかな…だといいんだけどいかんせんお姉さんがね…」
みなみちゃんは急に黒い空気を背負って何かブツブツ言い始めたけど、みなみちゃんなら相手の家族にも気に入られるだろうと思った。
少なくとも家の両親なら…いや、爺ちゃん婆ちゃんもみなみちゃんなら喜んで迎えたと思う。
「…もし彼氏の家族にダメ出しされたら僕のとこにおいでよ。うちの両親も祖父母もみなみちゃんなら大歓迎」
少し余裕が持てるようになった僕はこれくらいの冗談は言えるようになった。
みなみちゃんは僕を見て悪戯に笑って…
「そう?なら遥斗の家族に反対されたら鈴木くんとこ行こう」
「!!!」
ちょ!!うわっ!!!
神様!どうかみなみちゃんが気に入られませんように!!
みなみちゃんへの恋は終わったはずなのにコロッとなびくダメな僕。
「あははっ!だからさ、大船に乗ったつもりで行ってきなよ!」
「フフッ、本当は緊張してたんだ。でも…ありがとう」
「いやいや!僕はみなみちゃんがお嫁に来てくれること楽しみにしてるよ?だからむしろ変なことしでかしてもらいたいくらい!」
「やだ鈴木くん!そんな事しないよー」
ーー大分調子に乗ってます僕。
でもみなみちゃんが笑ってくれるのが嬉しくてついつい本音がね…