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限界Lovers
第22章 鈴木将太の憂鬱3
セーターの中に手を入れて瑞希ちゃんはモゾモゾしている。
こ、この動き!
分かる…分かるぞっ!!
ブブブラジャー外してるんだろ!
僕の予想は的中し、器用に肩紐を抜くと瑞希ちゃんは脱ぎたてのブラジャーを僕の目の前に落とした。
「見せてくれたらご褒美あげますね♪」
「!」
さっき見たパンツと同じ色のブラジャーが床の上に落ちている。
僕の部屋にはあり得ないそれは、物凄い存在感を主張していた。
瑞希ちゃんはまた再生ボタンを押す。
ブラジャーを目の前にして僕の息子はまた反抗期を迎えていた。
…だってソコにコレがあるということは…制服の下はノーブラで…
やばい…
やばいやばいやばい…
僕の息子フルスロットル。
画面にはもう一人の瑞希ちゃんが現れ居残り勉強をしている。
これから瑞希ちゃんは『先輩』に…
「………」
内容を思い出したら居ても経ってもいられずにリモコンの停止ボタンを押した。
「あっ…何してるの?」
「…見たくないよ。できないよ…他の男とセックスする瑞希ちゃんなんてさ」
「今更?」
「でも…君だって分かったら出来ないよ」
瑞希ちゃんは“分からない”といった表情で僕を見ている。
「…好きな子が知らない男にヤられてる姿なんて見たくないよ」
僕の気持ち…ほんの少しでも伝わるといいんだけど。
「瑞希ちゃん、もうこんな生活やめなよ。自分のためにならないよ」
「…余計なお世話ですよ」
「僕だって初体験があんなだったしちゃんとしたセックスはしたことないから偉そうなこと言えないけど… 次はちゃんと好きな人に抱かれなよ」
「………」
「そんな演技はいいから…もう…」
本当の君はそんなじゃないんじゃないのかな。
だって瑞希ちゃんは凛子さんや小板橋さんとは違うように思う。
自分をわざと追い詰めて…
もしかしたらその中で本当に愛してくれる人を見つけてるのかもしれない。
だとしたらこの上なく不器用な子だよね…
「…ほら下着つけて、送るから」
瑞希ちゃんにブラを渡して見えないよう背を向けた。
ケーキは持ち帰らせてあげよう。
本当は一緒にお祝いしたかったけどこの空気を正常に戻せる自信、僕には…
「鈴木さん…」
ないから…
こ、この動き!
分かる…分かるぞっ!!
ブブブラジャー外してるんだろ!
僕の予想は的中し、器用に肩紐を抜くと瑞希ちゃんは脱ぎたてのブラジャーを僕の目の前に落とした。
「見せてくれたらご褒美あげますね♪」
「!」
さっき見たパンツと同じ色のブラジャーが床の上に落ちている。
僕の部屋にはあり得ないそれは、物凄い存在感を主張していた。
瑞希ちゃんはまた再生ボタンを押す。
ブラジャーを目の前にして僕の息子はまた反抗期を迎えていた。
…だってソコにコレがあるということは…制服の下はノーブラで…
やばい…
やばいやばいやばい…
僕の息子フルスロットル。
画面にはもう一人の瑞希ちゃんが現れ居残り勉強をしている。
これから瑞希ちゃんは『先輩』に…
「………」
内容を思い出したら居ても経ってもいられずにリモコンの停止ボタンを押した。
「あっ…何してるの?」
「…見たくないよ。できないよ…他の男とセックスする瑞希ちゃんなんてさ」
「今更?」
「でも…君だって分かったら出来ないよ」
瑞希ちゃんは“分からない”といった表情で僕を見ている。
「…好きな子が知らない男にヤられてる姿なんて見たくないよ」
僕の気持ち…ほんの少しでも伝わるといいんだけど。
「瑞希ちゃん、もうこんな生活やめなよ。自分のためにならないよ」
「…余計なお世話ですよ」
「僕だって初体験があんなだったしちゃんとしたセックスはしたことないから偉そうなこと言えないけど… 次はちゃんと好きな人に抱かれなよ」
「………」
「そんな演技はいいから…もう…」
本当の君はそんなじゃないんじゃないのかな。
だって瑞希ちゃんは凛子さんや小板橋さんとは違うように思う。
自分をわざと追い詰めて…
もしかしたらその中で本当に愛してくれる人を見つけてるのかもしれない。
だとしたらこの上なく不器用な子だよね…
「…ほら下着つけて、送るから」
瑞希ちゃんにブラを渡して見えないよう背を向けた。
ケーキは持ち帰らせてあげよう。
本当は一緒にお祝いしたかったけどこの空気を正常に戻せる自信、僕には…
「鈴木さん…」
ないから…