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限界Lovers
第23章 悶々しちゃうの
「もう…お父さんの言い方じゃみなみちゃんが気にしちゃうじゃない。ごめんなさいね、仕事仕事な人だから会話が下手くそで」
「ああ…気に障ったら悪かったね」
「いえ…」
正直痛かったですけど遥斗パパなので気にしないようにします。
「みなみは今駅前の雑貨屋で働いてるんだよ。昔母の日に買った観葉植物選んでくれたのがみなみ」
「あらっ!そうなの?」
「はい」
「遥斗が選べる物じゃないと思ってたの」
「でも一緒に選んだんですよ」
……お義母さんは朗らかで話上手で、お義父さんはその真逆といったイメージだ。
それからもお義母さんメインに話は進み、遥斗の家族に慣れてきた私はちょっとだけ冒険に出る。
「あの…遥斗のお姉さんは?」
「あー、仕事。いっつも仕事」
「ネイルサロンで働いててね、今掛け持ちでお店見てるから大変なの」
「そうなんですか…」
「見て!これ娘にしてもらったの」
嬉しそうにお義母さんはネイルを見せてくれた。
「素敵ですね」
「みなみちゃんも今度やってもらうといいわよ」
「はい」
もうやってもらいました!…お金払って。
「そういえばお父さんあゆ美に会ってないでしょ?」
「相変わらず忙しい奴だからな」
「親父もだけど」
「…お姉さんってどんな人?」
私の質問に遥斗とお義父さんが動きを止めた。
「お姉ちゃんはね、ちょっとストレートなんだけど優しいいい子なの。すごく頼りになるし」
お義母さんだけがニコニコ答えてくれて…
「へぇ…会ってみたかったな」
……なんてね。
ーーーーそれからこれからの事を話しつつ、お夕飯をご馳走になって私たちは遥斗の部屋に。
一年も経ってない遥斗の部屋だけどすごく懐かしく感じる。
「疲れただろみなみ」
「うん…でも思ったより話せて楽しかったよ。ウチの予定とかハッキリ言えなかったのが申し訳ないけど」
「…俺はみなみと出会った5月に入籍したいって思ってる」
「遥斗…」
「本当は引っ越したいけどまあ家はあるわけだし…あとはみなみの家族だよな、両家の顔合わせとか色々考えると余裕を持って行動したいところだけど…」
「もう一度聞いてみるからね」
「頼む」
「ああ…気に障ったら悪かったね」
「いえ…」
正直痛かったですけど遥斗パパなので気にしないようにします。
「みなみは今駅前の雑貨屋で働いてるんだよ。昔母の日に買った観葉植物選んでくれたのがみなみ」
「あらっ!そうなの?」
「はい」
「遥斗が選べる物じゃないと思ってたの」
「でも一緒に選んだんですよ」
……お義母さんは朗らかで話上手で、お義父さんはその真逆といったイメージだ。
それからもお義母さんメインに話は進み、遥斗の家族に慣れてきた私はちょっとだけ冒険に出る。
「あの…遥斗のお姉さんは?」
「あー、仕事。いっつも仕事」
「ネイルサロンで働いててね、今掛け持ちでお店見てるから大変なの」
「そうなんですか…」
「見て!これ娘にしてもらったの」
嬉しそうにお義母さんはネイルを見せてくれた。
「素敵ですね」
「みなみちゃんも今度やってもらうといいわよ」
「はい」
もうやってもらいました!…お金払って。
「そういえばお父さんあゆ美に会ってないでしょ?」
「相変わらず忙しい奴だからな」
「親父もだけど」
「…お姉さんってどんな人?」
私の質問に遥斗とお義父さんが動きを止めた。
「お姉ちゃんはね、ちょっとストレートなんだけど優しいいい子なの。すごく頼りになるし」
お義母さんだけがニコニコ答えてくれて…
「へぇ…会ってみたかったな」
……なんてね。
ーーーーそれからこれからの事を話しつつ、お夕飯をご馳走になって私たちは遥斗の部屋に。
一年も経ってない遥斗の部屋だけどすごく懐かしく感じる。
「疲れただろみなみ」
「うん…でも思ったより話せて楽しかったよ。ウチの予定とかハッキリ言えなかったのが申し訳ないけど」
「…俺はみなみと出会った5月に入籍したいって思ってる」
「遥斗…」
「本当は引っ越したいけどまあ家はあるわけだし…あとはみなみの家族だよな、両家の顔合わせとか色々考えると余裕を持って行動したいところだけど…」
「もう一度聞いてみるからね」
「頼む」