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第24章 雲行き

「遥斗」


「ん？」


「チューしよ」


その言葉に今度は俺からキスをした。
最初こそキスに真剣だったけど、だんだん悪戯したくなってキスしながらみなみの弱いところをサワサワ触る。


「んっ…ダメ、くすぐったい」


「みなみはキスに集中して」


「ダメ…そんなんしたら無理だって」


クスクス笑いながらみなみは俺の手から逃げる。


「コラ逃げんな！」


「だって…くすぐったいんだもん」



膝からみなみが降りると跨がっていた俺の下着が濡れている。


「みなみ…見てコレ」


「あっ」


「俺に擦り付けてたもんな」


「………」


恥ずかしそうな姿は加虐心に火を付ける。


「みなみはエッチだな…また一人でキモチ良くなろうとした？」


「ごめんなさい…無意識で…」


「無意識でキモチ良くなろうとしたんだ？」


「い、意地悪！」


みなみが後ずさり俺と距離を取る。


「今も凄い事になってんだろ？…調べなきゃな」


取られた距離を取り返すように強引に腰を引き寄せるとバランスを崩したみなみがベッドに転ぶ。


太股の裏側をしっかり押さえつけ脚を開かせれば蜜がしたたる秘部が露になった。


「嫌っ…遥斗」


ジタバタされても男の力には敵わない。


「ヒクヒクしてる…密もまた湧き出て溢れそう」


「ーーーーーーーーっ！！」


「綺麗にしようか、みなみ」


「えっ？あっ！」


透明な蜜の泉に舌を伸ばした。


「あんっ！ダメっ！ダメっ！！」


とろみのある粘液を丁寧に舐め取るとみなみはありえないくらいビクビクと暴れ出した。
時に吸い、時に舌を挿れみなみを味わい尽くす。


「あっ！ナカ挿入れないで！！」


「どうして？身体は悦んでるよ？ナカがギュって…」


「ダメっ！ダメっ！！」


ブンブン頭を振り快感に耐える身体は早くも汗ばんでいる。


「ダメ？こっちの方がいいってコト？」


クリトリスをチューっと吸うと更に大きな声でビクンと跳ねた。


「あっ…おかしくなるっ！おかしくなっちゃうっ！」


「…なっちゃえよ。で、俺以外分かんなくなっちゃえよ」


執拗にクリトリスを吸い続けるとみなみは身体を捩って達した。
でもまだ止めてやらない。


ナカを舐め、指を挿入れ胸を弄って何度も何度も限界を味あわせる。