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限界Lovers
第3章 loveダイエット
「遥斗と暮らし始めたら毎日楽しくて…ご飯も美味しくて…」
「はあ…そんなことか…」
ほっとしたら力が抜ける。
「そんなことじゃないよ一大事だよ!」
「どれくらい太ったんだよ全然分かんないけど」
「………」
最悪の事態まで考えた俺はこの理由をあまりに軽く捉えすぎた。
「全然変わってないし、それに…」
「もういいよ…」
珍しく低いみなみの声。
「遥斗はみなみのこと全然見てないんだね…」
「だから全然…」
「みなみ3キロも太ったんだよ…砂糖の袋3つ分太りました!それなのに全然変わってないってどういうこと!?」
「あ、いや…」
3キロ…それは確かに結構な数字だが。
「それとも3キロ太っても分かんないくらいみなみはデブだってこと…?」
「言ってねぇ!!」
これは地雷を踏んでしまったと思う。
焦って取り繕うもみなみのご機嫌はそれからもなかなか直らなくて。
「みなみ」
「………」
「みーなみ」
「………」
ブーさんを抱きしめたまま俺に背を向けたままのみなみ。
3キロ増量したことはみなみにとって大問題のようだったが正直俺にとってはどうでもいいくらい大した話ではなかった。
それは決してみなみに興味がないからとか俺が実はデブ専だったなんてオチではなく…
単純に俺は「みなみ」が好きだから……
「はあ…そんなことか…」
ほっとしたら力が抜ける。
「そんなことじゃないよ一大事だよ!」
「どれくらい太ったんだよ全然分かんないけど」
「………」
最悪の事態まで考えた俺はこの理由をあまりに軽く捉えすぎた。
「全然変わってないし、それに…」
「もういいよ…」
珍しく低いみなみの声。
「遥斗はみなみのこと全然見てないんだね…」
「だから全然…」
「みなみ3キロも太ったんだよ…砂糖の袋3つ分太りました!それなのに全然変わってないってどういうこと!?」
「あ、いや…」
3キロ…それは確かに結構な数字だが。
「それとも3キロ太っても分かんないくらいみなみはデブだってこと…?」
「言ってねぇ!!」
これは地雷を踏んでしまったと思う。
焦って取り繕うもみなみのご機嫌はそれからもなかなか直らなくて。
「みなみ」
「………」
「みーなみ」
「………」
ブーさんを抱きしめたまま俺に背を向けたままのみなみ。
3キロ増量したことはみなみにとって大問題のようだったが正直俺にとってはどうでもいいくらい大した話ではなかった。
それは決してみなみに興味がないからとか俺が実はデブ専だったなんてオチではなく…
単純に俺は「みなみ」が好きだから……