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限界Lovers
第25章 展開
「来ない来ない!ずっと幸せ一直線」


寒さも忘れられるくらい幸せの力は偉大だ。



でも波乱の波はこれで収まる訳もなく…死角から俺たちを狙っていただけなのだと思い知るのはこの日から数日後の事。




ーーーそれはみなみと同棲を始めてからの俺の楽しみ…ネット通販をしていた時の事だった。
膝にみなみを乗せ、みなみの手ごとマウスを操作し目を凝らす。


「……ねぇ、こんなのは?」


「赤?…ダメ、赤とか紫とかどギツいのは似合わないって」


「じゃあこれは?遥斗こういうの好きじゃない?」


「………」


みなみの選んだものを見て眉間にシワが寄る。



“こういうの”は正直大好きだ。
面積は小さければ小さいほどそそられる…


が……


「ダメ、却下!」


「えーっ」


俺たちが今選んでいるのはみなみの下着。
ちなみに“こういうの”とはスケスケなTバックとブラのセット。
強いピンクと黒の対比がなかなか艶かしいのだが…


“こういうの”はみなみにはつけて欲しくないと思う自分は我が儘なんだろうか…


「みなみには淡いピンクとか水色が似合うよ…ホラ、セクシーなのがよければこういうの」


「…別にセクシーじゃないしこんなんばっかだし」


不満そうな口元はプーッと尖る。
その唇をプニプニと揉みながら画面を見て、これをつけたみなみはさぞエロ可愛いことだろうとぼんやり思う。


「そんなに強めな下着着てどうするんだよ。浮気?」


「違うもん。遥斗にドキドキしてほしいんだもん…」


「………」


「持ってるちょっとエッチかなってのも白とかパステル系とかばっかでしょ?たまには違うのでドキドキさせたいの!」


「みなみ…」


なんて可愛いんだ!
趣味じゃないエロ下着を着ける理由が俺をドキドキさせたいからだなんて!!


「…ドキドキしてるよ」


「えー?もっとドキドキさせなきゃ飽きられちゃいそうで怖いよ」


「もっとドキドキしたら俺心臓発作で死んじゃうから」


チュッチュしながら画面をスクロール。


幸せだ…
すごーく幸せだ…


ページを追っていくとちょっと子供っぽいカテゴリーに移った。


そこで俺の目についたのは…


「みなみ、これにしよう!」


コットン素材のもっさいイチゴパンツとブラのセット。


「イチゴ柄…えー…嫌だ」



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