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限界Lovers
第25章 展開
「日和、悪いけどこの家は俺と彼女の家だから・・・落ち着いたら帰ってくれ」
「行くとこないんだけど」
「話ならいくらでも聞くから・・・みなみと。でもお前を泊めることはできない、住まわすこともできない。そういいのは俺じゃなくて友達を頼ってくれ」
日和は何か考えるような素振りで俺の話を聞いていた・・・と思う。
「マジで行くとこないんだって。私友達少ないし地元じゃないし」
「確かにお前友達少なかったよな」
基本男と居たから余り気にしなかったが確かにそうだ。
「満喫じゃリラックスできないし」
「ホテル行けば?」
「・・・一人になりたくない」
俺には背中しか見えないが日和からそんな弱気な言葉が出るなんて余程何かあったんだろうか。
「ダメ?一晩だけ。頼れる人遥斗しか居ないんだよね」
みなみを見ると相変わらずの無表情だ。
数日前会った時、もう一生会いたくないと思った。
日和が最低なのもよく知ってるし自分勝手なのもよく分かってる。
でも・・・
チラッとみなみを見て申し訳なく思う。
でも一晩だけだから・・・
「・・・分かった・・・一晩だけなら」
元カノって厄介だな。
いや、一番厄介なのは日和を拒絶しきれない自分自身だ。
「ありがとう遥斗!」
「但しここはみなみの家でもあるからみなみを蔑ろにはするな。例え一晩だけでも」
日和は少し間を空けて「分かった」と答えた。
「お世話になります」
「・・・遥斗が決めたなら仕方ありません。一晩だけですがよろしくお願いします」
目も合わせず火花を散らす二人にヒヤヒヤしたのも束の間・・・
「さあ、泊めて貰えるとなったら・・・寝ようか、遥斗」
「!?」
「だって昔はよく一緒に寝たじゃない?」
「はあっ!?」
突然のみなみのデカい声に驚いた。
「ちょっと!大人しくしてればどんどん調子に乗りますね!今は私の遥斗なんです!そんなのダメに決まってるでしょ!!」
「今は、でしょ?先のことは分かんないじゃない」
「け、結婚するんです私たち!」
みなみが俺にギュッと抱きつく。
「・・・だから?」
「だからって・・・」
「だから何?結婚したって不倫したり離婚したり世の中溢れてるじゃない」
「私と遥斗に限って・・・」
「絶対ないって言える?」
「・・・言えます」
「行くとこないんだけど」
「話ならいくらでも聞くから・・・みなみと。でもお前を泊めることはできない、住まわすこともできない。そういいのは俺じゃなくて友達を頼ってくれ」
日和は何か考えるような素振りで俺の話を聞いていた・・・と思う。
「マジで行くとこないんだって。私友達少ないし地元じゃないし」
「確かにお前友達少なかったよな」
基本男と居たから余り気にしなかったが確かにそうだ。
「満喫じゃリラックスできないし」
「ホテル行けば?」
「・・・一人になりたくない」
俺には背中しか見えないが日和からそんな弱気な言葉が出るなんて余程何かあったんだろうか。
「ダメ?一晩だけ。頼れる人遥斗しか居ないんだよね」
みなみを見ると相変わらずの無表情だ。
数日前会った時、もう一生会いたくないと思った。
日和が最低なのもよく知ってるし自分勝手なのもよく分かってる。
でも・・・
チラッとみなみを見て申し訳なく思う。
でも一晩だけだから・・・
「・・・分かった・・・一晩だけなら」
元カノって厄介だな。
いや、一番厄介なのは日和を拒絶しきれない自分自身だ。
「ありがとう遥斗!」
「但しここはみなみの家でもあるからみなみを蔑ろにはするな。例え一晩だけでも」
日和は少し間を空けて「分かった」と答えた。
「お世話になります」
「・・・遥斗が決めたなら仕方ありません。一晩だけですがよろしくお願いします」
目も合わせず火花を散らす二人にヒヤヒヤしたのも束の間・・・
「さあ、泊めて貰えるとなったら・・・寝ようか、遥斗」
「!?」
「だって昔はよく一緒に寝たじゃない?」
「はあっ!?」
突然のみなみのデカい声に驚いた。
「ちょっと!大人しくしてればどんどん調子に乗りますね!今は私の遥斗なんです!そんなのダメに決まってるでしょ!!」
「今は、でしょ?先のことは分かんないじゃない」
「け、結婚するんです私たち!」
みなみが俺にギュッと抱きつく。
「・・・だから?」
「だからって・・・」
「だから何?結婚したって不倫したり離婚したり世の中溢れてるじゃない」
「私と遥斗に限って・・・」
「絶対ないって言える?」
「・・・言えます」