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限界Lovers
第3章 loveダイエット
それほどみなみとエッチができないことは俺にとって死活問題なのだ。
食事や睡眠に並び生きていく上で不可欠な事なのだ。


「でもな、ダイエットって言ってもどれがいいんだろうな」


「と、とりあえずしばらく夕食は抜いてみようと思うよ」


「は?」


「手っ取り早く痩せられそうでしょ?」


「ダメだろ!?三食はきちんと取るのが基本!」


「えー…じゃあどうやって痩せたらいいんだろう」


そして思うのだがみなみは少々頭が悪い。
短絡的…とでもいうのだろうか。
でもまあそんなところも可愛いんだけど。


「俺思うんだけどさ、体重だけ落としても意味なくね?」


「そうなの?」


「考えてみろよ!胸ばっか3キロ落ちても困るだろ!?」


「そ…そうかな」


「ここはだなみなみ、どこをどれくらい痩せたらいいかを一度考えてみた方がいいんじゃないかな?」


「確かに…」


考え込むようにみなみが納得している。


「だろ!?だからさ…」


俺は立ち上がり素早く小物入れからメジャーを取り出す。


「実態を把握するのは大事だろ?身体測定するぞ、みなみ!」


ピーッとメジャーを引き出しみなみに見せるとみなみが真っ赤になって首を振った。





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