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限界Lovers
第26章 決戦は金曜日
一方的に電話を切った。
呆れられたかもしれない。
嫌われたかもしれない。
でも気持ちに揺ぎはない。
言いたいことは言った。
後は待てばいい・・・
「遥斗・・・」
本当は今すぐにでも会いたい。
遥斗に沢山言い訳して欲しい。
いつもみたいに私だけが好きだって言って欲しい。
強く抱きしめて欲しい。
日和さんと二人きりになんかしたくない。
二人にしてもしそうなってしまったら・・・
考えただけで背筋がゾッとするほど怖い。
でも・・・
「・・・大丈夫・・・遥斗はそんな人じゃない・・・」
薬指の指輪を握って言い聞かせる。
遥斗だってそんな軽い気持ちで指輪をくれた訳じゃないよね?
私は信じて「待つ」と決めた。
だからもうそれに従うのみだ。
バラバラな頭と心に折り合いを付けるため懸命に言い聞かせながら遥斗の家に向かって歩いた。
溢れそうな涙は我慢した。
日和さんの事では絶対泣かない・・・そう自分に誓いながら。
呆れられたかもしれない。
嫌われたかもしれない。
でも気持ちに揺ぎはない。
言いたいことは言った。
後は待てばいい・・・
「遥斗・・・」
本当は今すぐにでも会いたい。
遥斗に沢山言い訳して欲しい。
いつもみたいに私だけが好きだって言って欲しい。
強く抱きしめて欲しい。
日和さんと二人きりになんかしたくない。
二人にしてもしそうなってしまったら・・・
考えただけで背筋がゾッとするほど怖い。
でも・・・
「・・・大丈夫・・・遥斗はそんな人じゃない・・・」
薬指の指輪を握って言い聞かせる。
遥斗だってそんな軽い気持ちで指輪をくれた訳じゃないよね?
私は信じて「待つ」と決めた。
だからもうそれに従うのみだ。
バラバラな頭と心に折り合いを付けるため懸命に言い聞かせながら遥斗の家に向かって歩いた。
溢れそうな涙は我慢した。
日和さんの事では絶対泣かない・・・そう自分に誓いながら。