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限界Lovers
第27章 鈴木将太の憂鬱4
パッサパサに吸い尽くされていつの間にか眠りにつく。
そういえばフェラされながら眠るのは男のロマンだと聞いたことがある。


・・・そんなにいいものだろうか?
少なくとも僕は虚しい。


とことん僕は普通のセックスに縁がない。
普通にキスして服を脱がせて愛撫して・・・


そんなセックス生きてるうちに一度でもできるんだろうか・・・
そんなことを考えながら僕の意識は溶けていく。



――夢の中で僕の上に誰かが乗っている。
愚息にキスされ・・・なんかいい気分。


チュッチュッチュッチュッって・・・とろけるように気持ち良くて。
フワフワとその感覚に酔っていると突然鮮烈な快感が下半身に走り・・・


「!」


驚いて目を開けると目の前には全裸で揺れる瑞希ちゃん。
しかも結合済み!


「鈴木さん・・・」


瑞希ちゃんは悩ましげに指を噛み悶えている。
僕に向かって股を開き惜しげもなく観音様を見せつけて。


「・・・・・・」


幼い頃、婆ちゃんが足をおっ開いて座る従姉妹に「おなごはやたらご開帳するもんじゃねぇ!」と叱っていた事を思い出してしまった。


婆ちゃんの顔が浮かび若干冷静になる。


「あああん!!」


それでもあの声が下半身に響き婆ちゃんはすぐに消された。
僕の熱の源はこの声だ。


・・・嗚呼神様、僕は普通のセックスがしてみたいです。
僕も愛して愛されて・・・


こんなレイプみたいなんじゃなくて!!!




「とうとうエッチしちゃいましたね」


僕の横に裸の瑞希ちゃんが寄り添っている。


「エッチ・・・?」


あれをエッチと呼ぶのだろうか。
レイプじゃないんだろうか。
僕の心はズタズタだ。

この痛みは当事者じゃなけりゃ分からない・・・


その時僕は決めた、僕はレイプ撲滅委員会を立ち上げる!
こんな凶悪犯罪を許してはいけない!!


許してはいけないんだ!!


「やっぱり鈴木さんのココ私好き」


許しては・・・


瑞希ちゃんが愚息を愛しげに撫でている。


許したら・・・


「もう一回・・・します?」


・・・許す?


その言葉に息子がムクムクと疼きだす。
顔を赤らめモジモジする僕を見て瑞希ちゃんはクスリと笑った。


「・・・なーんて言うわけないでしょ?変態」


「なっ・・・!」


・・・やっぱ許せん!!!






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