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限界Lovers
第27章 鈴木将太の憂鬱4
「スミマセン」
そして反射的に謝ってしまう。
「ミネラルウォーターが冷蔵庫にあるから」
「はい・・・」
そしてまたいそいそとキッチンに向かいミネラルウォーターとお姉さんの水道水を交換した。
「どうも・・・あー、美味い!」
プハーッとお姉さんはミネラルウォーターを飲み干して僕と遥斗さんを見比べる。
「で、どうして弟がいるの?」
「あー、何か親と上手く行かなくて俺のとこで暮らしたいんだってさ」
「ええええっ!?」
思わず出てしまった驚きの叫びに遥斗さんがオーラで威嚇する。
「こいつ結構オニイチャンっ子なんだよ」
ないない!
でも話を合わせなきゃ何されるか分からなそうだ。
「へぇ・・・」
お姉さもお姉さんで簡単に騙されてるし!
「・・・って事でこいつ今日からウチで暮らすから」
えーーーっ!!聞いてないよ!?
「名前は?」
「す、鈴木です」
「えっ?」
お姉さんは驚いて、遥斗さんはおっかない顔で僕を見ている。
「す、スズキの“キ”は樹木の樹です」
その場しのぎの発言をすると、思いの外お姉さんは納得する。
「へぇ・・・スズ樹くんね、よろしく」
「・・・・・・」
よろしくって・・・この人も暮らすの?
より一層みなみちゃんどうすんのさ?
「まぁ挨拶はこれくらいで・・・さてと、風呂風呂」
そう呟いてお姉さんは服を豪快に・・・
「!!!!!!」
「あ、そうだ!私今日下着買ってきたんだー、遥斗の好きなスケスケ」
ゴソゴソと荷物から下着を数枚取り出すお姉さん。
なんつーか・・・紐?
「ねぇ、紫と赤どっちがいい?」
「どうでもいいから」
スーツを脱ぎ捨て下着姿のお姉さんに遥斗さんは動揺を見せない。
これは見慣れてるって事?
やっぱ浮気!?
お姉さんはひとしきり下着を悩んで赤い方を手に取りお風呂に消えた。
「ふー・・・やっと落ち着ける」
リラックスムードな遥斗さんをギッと睨んだ。
「誰ですかあれ!何ですか弟って!」
「だから大学時代の友人で・・・」
「じゃないですよね?僕浮気なら加担しませんから!」
みなみちゃんを平然と裏切る手助けなんてできない。
そして反射的に謝ってしまう。
「ミネラルウォーターが冷蔵庫にあるから」
「はい・・・」
そしてまたいそいそとキッチンに向かいミネラルウォーターとお姉さんの水道水を交換した。
「どうも・・・あー、美味い!」
プハーッとお姉さんはミネラルウォーターを飲み干して僕と遥斗さんを見比べる。
「で、どうして弟がいるの?」
「あー、何か親と上手く行かなくて俺のとこで暮らしたいんだってさ」
「ええええっ!?」
思わず出てしまった驚きの叫びに遥斗さんがオーラで威嚇する。
「こいつ結構オニイチャンっ子なんだよ」
ないない!
でも話を合わせなきゃ何されるか分からなそうだ。
「へぇ・・・」
お姉さもお姉さんで簡単に騙されてるし!
「・・・って事でこいつ今日からウチで暮らすから」
えーーーっ!!聞いてないよ!?
「名前は?」
「す、鈴木です」
「えっ?」
お姉さんは驚いて、遥斗さんはおっかない顔で僕を見ている。
「す、スズキの“キ”は樹木の樹です」
その場しのぎの発言をすると、思いの外お姉さんは納得する。
「へぇ・・・スズ樹くんね、よろしく」
「・・・・・・」
よろしくって・・・この人も暮らすの?
より一層みなみちゃんどうすんのさ?
「まぁ挨拶はこれくらいで・・・さてと、風呂風呂」
そう呟いてお姉さんは服を豪快に・・・
「!!!!!!」
「あ、そうだ!私今日下着買ってきたんだー、遥斗の好きなスケスケ」
ゴソゴソと荷物から下着を数枚取り出すお姉さん。
なんつーか・・・紐?
「ねぇ、紫と赤どっちがいい?」
「どうでもいいから」
スーツを脱ぎ捨て下着姿のお姉さんに遥斗さんは動揺を見せない。
これは見慣れてるって事?
やっぱ浮気!?
お姉さんはひとしきり下着を悩んで赤い方を手に取りお風呂に消えた。
「ふー・・・やっと落ち着ける」
リラックスムードな遥斗さんをギッと睨んだ。
「誰ですかあれ!何ですか弟って!」
「だから大学時代の友人で・・・」
「じゃないですよね?僕浮気なら加担しませんから!」
みなみちゃんを平然と裏切る手助けなんてできない。