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限界Lovers
第27章 鈴木将太の憂鬱4
「・・・・・・・・・」
「びっくりし過ぎて言葉も出ないってさ。あんま驚かすな」
遥斗さんは驚きもせず固くもさせず、むしろ呆れた顔で僕たちを見ている。
「おおお・・・お姉さんもお仕置きですか!?」
「お仕置き?」
だってこんな場所の毛を自発的に刈るとは思えない。
もしかしてお姉さんも誰かに剃られて辛くなって逃げてきたんじゃないだろうか・・・
「やだ何?お仕置きって・・・変態じゃん。無い方がサッパリするでしょ?見た目にも喜ばれるし」
「!!!!!!」
自発的だ・・・
この人こそ変態だ・・・遥斗さん!!この人変態です!!!
勢い良く表情で訴える僕に背を向け遥斗さんがうずくまる。
・・・その肩が小刻みに震えてる。
笑ってる!!!
笑ってるっっっ!!!!
「・・・ねぇ、この子表情豊かで可愛いね」
未だ隠しもせずお姉さんも笑ってる。
「だろ?ちょっと変態だけど」
「なっ!変態!?どこが変態!?」
「・・・昔の事いつまでも覚えてるとことか」
「!!!!!!」
今度は目がマジだ!
「昔の事って?」
「何だっけな?」
分かりやすくすっとぼける遥斗さんにお姉さんは絡んでいたけど、相手にされず飽きたのかぐるりと部屋を見渡した。
「・・・あの子帰って来たみたいね」
「そうだよ・・・部屋を片付けて・・・」
遥斗さんの声が掠れた。
「これからも昼間家事だけしに来てくれればいいのに」
「・・・は?」
「ご飯まで作ってくれたら最高なんだけど・・・さすがにないか」
「・・・・・・・・・」
その一言で遥斗さんの空気が変わった。
僕はヒヤヒヤする。
「また服貸して」
「鈴木、服!」
「えっ?」
遥斗さんが僕を見る。
「パジャマ代わり」
「えっ・・・あ、はいっ!」
そそくさと部屋を出て自分の部屋からスウエットの上下を持って来る。
「は、はいっ!どうぞ!!」
「・・・今隣の部屋行ったよね?」
「!」
「隣はコイツの先輩の部屋。先輩は今留学中だから物置に借りてる」
「・・・・・・ハハッ」
もう何でもアリだな。
しかもだんだんやっつけになってるよね?
「びっくりし過ぎて言葉も出ないってさ。あんま驚かすな」
遥斗さんは驚きもせず固くもさせず、むしろ呆れた顔で僕たちを見ている。
「おおお・・・お姉さんもお仕置きですか!?」
「お仕置き?」
だってこんな場所の毛を自発的に刈るとは思えない。
もしかしてお姉さんも誰かに剃られて辛くなって逃げてきたんじゃないだろうか・・・
「やだ何?お仕置きって・・・変態じゃん。無い方がサッパリするでしょ?見た目にも喜ばれるし」
「!!!!!!」
自発的だ・・・
この人こそ変態だ・・・遥斗さん!!この人変態です!!!
勢い良く表情で訴える僕に背を向け遥斗さんがうずくまる。
・・・その肩が小刻みに震えてる。
笑ってる!!!
笑ってるっっっ!!!!
「・・・ねぇ、この子表情豊かで可愛いね」
未だ隠しもせずお姉さんも笑ってる。
「だろ?ちょっと変態だけど」
「なっ!変態!?どこが変態!?」
「・・・昔の事いつまでも覚えてるとことか」
「!!!!!!」
今度は目がマジだ!
「昔の事って?」
「何だっけな?」
分かりやすくすっとぼける遥斗さんにお姉さんは絡んでいたけど、相手にされず飽きたのかぐるりと部屋を見渡した。
「・・・あの子帰って来たみたいね」
「そうだよ・・・部屋を片付けて・・・」
遥斗さんの声が掠れた。
「これからも昼間家事だけしに来てくれればいいのに」
「・・・は?」
「ご飯まで作ってくれたら最高なんだけど・・・さすがにないか」
「・・・・・・・・・」
その一言で遥斗さんの空気が変わった。
僕はヒヤヒヤする。
「また服貸して」
「鈴木、服!」
「えっ?」
遥斗さんが僕を見る。
「パジャマ代わり」
「えっ・・・あ、はいっ!」
そそくさと部屋を出て自分の部屋からスウエットの上下を持って来る。
「は、はいっ!どうぞ!!」
「・・・今隣の部屋行ったよね?」
「!」
「隣はコイツの先輩の部屋。先輩は今留学中だから物置に借りてる」
「・・・・・・ハハッ」
もう何でもアリだな。
しかもだんだんやっつけになってるよね?