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限界Lovers
第27章 鈴木将太の憂鬱4
「お風呂いただきました~」
のっぴきならない事情により長湯になってしまった僕に遥斗さんは開口一番でこう言った。
「お前うちの風呂で変な事してないだろうな?」
「!!!!し、してませんしてません!」
不審な目で僕を見る遥斗さんから目を逸らす。
全く・・・みなみちゃんにはあんなに優しいのに僕には厳しすぎるんだから!
「ねぇ、今日は私ベッドで寝たい!」
「ダメ!寝室は夫婦の神聖な場所なの」
「えーっ、夫婦じゃないじゃーん」
僕は家に帰りたい。
自分のベッドで寝たいけど・・・
遥斗さんとお姉さんはやんややんやと言い合って・・・
「じゃ、いくぞ鈴木」
「・・・おやすみなさい」
結局こうなった。
遥斗さんはお姉さんと同じ部屋は無理だと言い寝室にお姉さんを入れたくないと言い張った。
そしてお姉さんには僕と同じ部屋は嫌だと言われ・・・
僕は帰ってもいいんですけどね。
クッションを持って遥斗さんに続き寝室へ。
「お前はベッドの下に」
「はい」
話しながらカチッと電気がつくと、まずベッドの中の大きなくまのブーさんが目に入った。
「みなみ・・・」
その光景を見た遥斗さんはブーさんに抱きつくようにうずくまる。
「・・・・・・」
何やらブーさんに思うことがあるのだろうか。
大の男がぬいぐるみを抱きしめる姿は異様だけど、何て声をかけていいのか分からないから静かに見守る事に。
しばらくすると遥斗さんはスマホを取り出して電話をかけ始めた・・・が。
「電話に出られない・・・もう一度お掛け直し下さい・・・」
この世の終わりみたいな顔で頭を抱える。
「もしかして・・・着信拒否されちゃいました?」
「・・・・・・・・・」
「ドンマイ」
僕の励ましに遥斗さんは反応せず・・・
「寝る」
そう言ってベッドに潜り込んだ。
のっぴきならない事情により長湯になってしまった僕に遥斗さんは開口一番でこう言った。
「お前うちの風呂で変な事してないだろうな?」
「!!!!し、してませんしてません!」
不審な目で僕を見る遥斗さんから目を逸らす。
全く・・・みなみちゃんにはあんなに優しいのに僕には厳しすぎるんだから!
「ねぇ、今日は私ベッドで寝たい!」
「ダメ!寝室は夫婦の神聖な場所なの」
「えーっ、夫婦じゃないじゃーん」
僕は家に帰りたい。
自分のベッドで寝たいけど・・・
遥斗さんとお姉さんはやんややんやと言い合って・・・
「じゃ、いくぞ鈴木」
「・・・おやすみなさい」
結局こうなった。
遥斗さんはお姉さんと同じ部屋は無理だと言い寝室にお姉さんを入れたくないと言い張った。
そしてお姉さんには僕と同じ部屋は嫌だと言われ・・・
僕は帰ってもいいんですけどね。
クッションを持って遥斗さんに続き寝室へ。
「お前はベッドの下に」
「はい」
話しながらカチッと電気がつくと、まずベッドの中の大きなくまのブーさんが目に入った。
「みなみ・・・」
その光景を見た遥斗さんはブーさんに抱きつくようにうずくまる。
「・・・・・・」
何やらブーさんに思うことがあるのだろうか。
大の男がぬいぐるみを抱きしめる姿は異様だけど、何て声をかけていいのか分からないから静かに見守る事に。
しばらくすると遥斗さんはスマホを取り出して電話をかけ始めた・・・が。
「電話に出られない・・・もう一度お掛け直し下さい・・・」
この世の終わりみたいな顔で頭を抱える。
「もしかして・・・着信拒否されちゃいました?」
「・・・・・・・・・」
「ドンマイ」
僕の励ましに遥斗さんは反応せず・・・
「寝る」
そう言ってベッドに潜り込んだ。