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限界Lovers
第28章 Difficult problem
翌朝、気持ちの悪さで目が覚めた。
「うう・・・」
頭もガンガンする。
「あら起きた。大丈夫?」
「ダメ・・・ぎもぢわるい・・・」
そのままトイレに駆け込んでしばし占拠。
するとドアがノックされ・・・
「一ノ瀬さん今日は仕事?」
「・・・・・・・・・はい・・・うっ」
ザーッと水を流しヨロヨロ出ると私を見たアユミさんは言った。
「休めば?仕事になんないでしょ?体も顔も」
「そんなひどいですか・・・」
「目開いてないからね」
生まれて初めての二日酔いは想像以上に辛かった。
結局、バイト先には体調が悪いと言って仕事を休んだ。
「・・・なんか明日から新店のヘルプに行けって言われました」
「病人に容赦ないわね」
「人が足りないそうで・・・うげっ!」
「やだトイレ行ってトイレ!」
それからしばらくしてアユミさんは出勤して行った。
私はまた寝て吐いてを繰り返し、やっとまともに起きることができたのはお昼過ぎだった。
「もう絶対お酒飲まない・・・」
お義母さんが買って来てくれたスポーツドリンクを飲みながら心に誓った。
起きてお風呂を借りて一息つくとお義母さんが雑炊を作ってくれた。
お義母さんは痒いところに手が届きまくるような人だと思う。
お料理も上手だし・・・
アユミさんが「お母さんお母さん」言うのもわかる気がした。
「美味しい」
すっからかんになった胃袋に雑炊は優しく染み渡る。
「良かった、お口に合うか心配だったの」
「美味しいです・・・この間のパンも凄く美味しかったです」
こんな美味しい料理を作れるお母さんの元で育ちながら遥斗、私の料理なんかでよく満足できるよね。
それを素直に口にしたらお義母さんはニッコリ笑う。
「みなみちゃんの気持ちが伝わってるからじゃない?」
「気持ちだけじゃ味は変わりません」
「何だかんだあの子はそういう見えない部分が分かる子なんだと思うけど」
なんだかハッとした。
「うう・・・」
頭もガンガンする。
「あら起きた。大丈夫?」
「ダメ・・・ぎもぢわるい・・・」
そのままトイレに駆け込んでしばし占拠。
するとドアがノックされ・・・
「一ノ瀬さん今日は仕事?」
「・・・・・・・・・はい・・・うっ」
ザーッと水を流しヨロヨロ出ると私を見たアユミさんは言った。
「休めば?仕事になんないでしょ?体も顔も」
「そんなひどいですか・・・」
「目開いてないからね」
生まれて初めての二日酔いは想像以上に辛かった。
結局、バイト先には体調が悪いと言って仕事を休んだ。
「・・・なんか明日から新店のヘルプに行けって言われました」
「病人に容赦ないわね」
「人が足りないそうで・・・うげっ!」
「やだトイレ行ってトイレ!」
それからしばらくしてアユミさんは出勤して行った。
私はまた寝て吐いてを繰り返し、やっとまともに起きることができたのはお昼過ぎだった。
「もう絶対お酒飲まない・・・」
お義母さんが買って来てくれたスポーツドリンクを飲みながら心に誓った。
起きてお風呂を借りて一息つくとお義母さんが雑炊を作ってくれた。
お義母さんは痒いところに手が届きまくるような人だと思う。
お料理も上手だし・・・
アユミさんが「お母さんお母さん」言うのもわかる気がした。
「美味しい」
すっからかんになった胃袋に雑炊は優しく染み渡る。
「良かった、お口に合うか心配だったの」
「美味しいです・・・この間のパンも凄く美味しかったです」
こんな美味しい料理を作れるお母さんの元で育ちながら遥斗、私の料理なんかでよく満足できるよね。
それを素直に口にしたらお義母さんはニッコリ笑う。
「みなみちゃんの気持ちが伝わってるからじゃない?」
「気持ちだけじゃ味は変わりません」
「何だかんだあの子はそういう見えない部分が分かる子なんだと思うけど」
なんだかハッとした。