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限界Lovers
第28章 Difficult problem
「私もそうなりたいです・・・・」
「大丈夫、なれるなれる!」
お義母の励ましに返事ができなかった。
私は何だかんだ最もらしい理由を付けてただ逃げていた。
今までの遥斗の優しさに甘えて全部遥斗に押し付けて・・・
日和さんの事は受け入れられないけどもっと方法はあったはずだ。
それなのに・・・
「・・・だからそんな顔しないー」
アユミさんが私のほっぺを捏ねくり回した。
「いひゃい・・・やめへくらはい」
「コラあゆちゃん!」
アユミさんはお義母さんに叱られても何処吹く風で、私をからかう。
―――それからお義母さんたちと話しながらも頭の片隅で色々考えていた。
さっきの言葉がグルグル頭を回っていた。
部屋に戻って一人になれはそれは余計で。
遥斗のベッドに寝転がりスマホを手に取り画面を眺め悩んでいた。
悩んで悩んで・・・
意を決して遥斗に電話を掛けた。
1コール、2コール・・・
着信音は切れることなく鳴り続ける。
12、13、14・・・
結局電話が取られる事はなく終了ボタンを押した。
その日はそれから遥斗からの折り返しはなくて・・・
また不安だけが募っていった。
「大丈夫、なれるなれる!」
お義母の励ましに返事ができなかった。
私は何だかんだ最もらしい理由を付けてただ逃げていた。
今までの遥斗の優しさに甘えて全部遥斗に押し付けて・・・
日和さんの事は受け入れられないけどもっと方法はあったはずだ。
それなのに・・・
「・・・だからそんな顔しないー」
アユミさんが私のほっぺを捏ねくり回した。
「いひゃい・・・やめへくらはい」
「コラあゆちゃん!」
アユミさんはお義母さんに叱られても何処吹く風で、私をからかう。
―――それからお義母さんたちと話しながらも頭の片隅で色々考えていた。
さっきの言葉がグルグル頭を回っていた。
部屋に戻って一人になれはそれは余計で。
遥斗のベッドに寝転がりスマホを手に取り画面を眺め悩んでいた。
悩んで悩んで・・・
意を決して遥斗に電話を掛けた。
1コール、2コール・・・
着信音は切れることなく鳴り続ける。
12、13、14・・・
結局電話が取られる事はなく終了ボタンを押した。
その日はそれから遥斗からの折り返しはなくて・・・
また不安だけが募っていった。