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限界Lovers
第28章 Difficult problem
「そう?・・・賞味期限は切れちゃうけどどっちみちそうなる・・・ってことか」
「?」
「何でもない。遥斗に怒られるなーって話」
一人で納得してアユミさんが先に歩き出す。
「一ノ瀬さんお母さんの手伝いもよくしてくれて有能な助手だったからお母さんが寂しがるわよ。戻ってもちょくちょく顔見せに来てあげて」
「もしそう思ってもらえるなら嬉しいですけど・・・遥斗の気持ちが私から離れてたらそれもできないかな・・・」
「大丈夫大丈夫」
アユミさんは自信満々に笑っている。
「・・・いつも思うんですけどその自信はどこから来るんですか?」
「さあ、どこでしょう?」
おちょくられてるんだかはぐらかされてるんだか・・・
多分前者な気はするんだけど。
―――クリスマスシーズン、私の職場は忙しい。
その流れに乗って私も毎日忙しく働いていた。
それは好都合でもあった。
忙しければ遥斗の事を考えなくて済んだから・・・
飛ぶように時は過ぎクリスマスの前の晩、遥斗の部屋にアユミさんがやってきた。
お風呂上がりにパンパンな足をマッサージしていた私にどピンクの袋が差し出される。
「メリークリスマス!約束のサンタさんのお洋服よ」
「・・・ありがとうございます」
今開けてみろというアユミさんに言われるまま大きな黒のリボンを解く。
すると出てきたのは・・・
キャバ嬢?
やたらセクシーなサンタ袋。
フレアスカートのワンピースは胸元がV字にざっくり開いて黒いリボンで胸下からお腹まで編上げになっている。
お義理程度のボレロがあるけどこれじゃ肩くらいしか隠せない。
アユミさん・・・どうしてこれを私に?
「寒そうですね・・・」
遠回しに拒否してみるも・・・
「明日は暖房ガンガンだから大丈夫よ」
全然響かず。
「・・・折角ですが私これは着られませんよ」
「どうして?私とお母さんだけだもん平気よ」
「これ着てお義母さんにはしたない子だと思われたら困ります」
それが一番困るんです!
「平気平気、そんなの気にする人じゃないから。それとも私の選んだ衣装は着れない?」
アユミさんの顔が変わる。
「いや・・・あの・・・」
「着るわよね?着てくれるわよね?」
「えっと・・・」
怖っ!!
「?」
「何でもない。遥斗に怒られるなーって話」
一人で納得してアユミさんが先に歩き出す。
「一ノ瀬さんお母さんの手伝いもよくしてくれて有能な助手だったからお母さんが寂しがるわよ。戻ってもちょくちょく顔見せに来てあげて」
「もしそう思ってもらえるなら嬉しいですけど・・・遥斗の気持ちが私から離れてたらそれもできないかな・・・」
「大丈夫大丈夫」
アユミさんは自信満々に笑っている。
「・・・いつも思うんですけどその自信はどこから来るんですか?」
「さあ、どこでしょう?」
おちょくられてるんだかはぐらかされてるんだか・・・
多分前者な気はするんだけど。
―――クリスマスシーズン、私の職場は忙しい。
その流れに乗って私も毎日忙しく働いていた。
それは好都合でもあった。
忙しければ遥斗の事を考えなくて済んだから・・・
飛ぶように時は過ぎクリスマスの前の晩、遥斗の部屋にアユミさんがやってきた。
お風呂上がりにパンパンな足をマッサージしていた私にどピンクの袋が差し出される。
「メリークリスマス!約束のサンタさんのお洋服よ」
「・・・ありがとうございます」
今開けてみろというアユミさんに言われるまま大きな黒のリボンを解く。
すると出てきたのは・・・
キャバ嬢?
やたらセクシーなサンタ袋。
フレアスカートのワンピースは胸元がV字にざっくり開いて黒いリボンで胸下からお腹まで編上げになっている。
お義理程度のボレロがあるけどこれじゃ肩くらいしか隠せない。
アユミさん・・・どうしてこれを私に?
「寒そうですね・・・」
遠回しに拒否してみるも・・・
「明日は暖房ガンガンだから大丈夫よ」
全然響かず。
「・・・折角ですが私これは着られませんよ」
「どうして?私とお母さんだけだもん平気よ」
「これ着てお義母さんにはしたない子だと思われたら困ります」
それが一番困るんです!
「平気平気、そんなの気にする人じゃないから。それとも私の選んだ衣装は着れない?」
アユミさんの顔が変わる。
「いや・・・あの・・・」
「着るわよね?着てくれるわよね?」
「えっと・・・」
怖っ!!