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限界Lovers
第28章 Difficult problem
サンタワンピはご丁寧に一式揃っていた。
そしてその他にも赤くて薄い布が。
「これは?」
広げてみて驚いた。
水着みたいな形のペランペランな下着は真っ赤でスケスケで、・・・何故かブラとショーツの真ん中に切れ目が入っている。
その切れ目は小さなリボンで結ばれ一応閉じてはいるみたいだけど・・・
「な、な、・・・」
何ですかこれは!?
脱がずにおトイレに行ける下着?
ブラは・・・赤ちゃんにおっぱいをあげるためとか?
でも私、赤ちゃんも居ないし脱がずにおトイレに行きたいほど横着でもない。
「これ何かわかる?」
「分かりませんよ!」
分からないけどなんだか嫌な予感だけはすごくする!
「この間遥斗にイチゴ柄のパンツ買わされたって怒ってる子が居たから・・・」
「な、何故それを!?」
「自分で言ったんじゃない!もっとセクシーなの履きたいのにって・・・覚えてないの?」
「覚えてません!全く覚えてません!!」
なんとなくこの下着のコンセプトが理解できた。
だとしてもこれは私の思うセクシーとはかなり違う。
「サンタ服の下にはこれ着てね♪」
アユミさんは無邪気に言ってのけるけど・・・
「無理無理無理無理!!」
無理です!!
「一ノ瀬さん・・・人の好意はね?」
「でも無理ですもん!」
思い切り首を振るとアユミさんがフーっと息を吐く。
「・・・これじゃ遥斗だってやっぱりつまんないわよ・・・こんなのみんな穿いてるわよ?言わないだけで。そりゃイチゴパンツも勧めるわ」
「!」
「あの子は基本ノリが良くて色っぽいとか大人っぽい子が好きなんだもん・・・誰に見せる訳でなくても穿けないなんて言う子じゃねぇ・・・」
「・・・・・・・・・」
「慣れておいた方がいいと思っただけ。強制はしないわよ?子供には刺激が強いでしょうから」
アユミさんから視線を外し真っ赤な下着を見た。
私が持っているどれよりも薄く頼りないのはこの下着に「機能」を求めてないからなのだろう。
むしろこの頼りなさが機能なわけで・・・
「考えておきます」
「これなら同じ赤だからサンタ服から見えても可笑しくないでしょ?そんなワケもあるからお気楽に」
そう言い残して部屋を出て行った。
そしてその他にも赤くて薄い布が。
「これは?」
広げてみて驚いた。
水着みたいな形のペランペランな下着は真っ赤でスケスケで、・・・何故かブラとショーツの真ん中に切れ目が入っている。
その切れ目は小さなリボンで結ばれ一応閉じてはいるみたいだけど・・・
「な、な、・・・」
何ですかこれは!?
脱がずにおトイレに行ける下着?
ブラは・・・赤ちゃんにおっぱいをあげるためとか?
でも私、赤ちゃんも居ないし脱がずにおトイレに行きたいほど横着でもない。
「これ何かわかる?」
「分かりませんよ!」
分からないけどなんだか嫌な予感だけはすごくする!
「この間遥斗にイチゴ柄のパンツ買わされたって怒ってる子が居たから・・・」
「な、何故それを!?」
「自分で言ったんじゃない!もっとセクシーなの履きたいのにって・・・覚えてないの?」
「覚えてません!全く覚えてません!!」
なんとなくこの下着のコンセプトが理解できた。
だとしてもこれは私の思うセクシーとはかなり違う。
「サンタ服の下にはこれ着てね♪」
アユミさんは無邪気に言ってのけるけど・・・
「無理無理無理無理!!」
無理です!!
「一ノ瀬さん・・・人の好意はね?」
「でも無理ですもん!」
思い切り首を振るとアユミさんがフーっと息を吐く。
「・・・これじゃ遥斗だってやっぱりつまんないわよ・・・こんなのみんな穿いてるわよ?言わないだけで。そりゃイチゴパンツも勧めるわ」
「!」
「あの子は基本ノリが良くて色っぽいとか大人っぽい子が好きなんだもん・・・誰に見せる訳でなくても穿けないなんて言う子じゃねぇ・・・」
「・・・・・・・・・」
「慣れておいた方がいいと思っただけ。強制はしないわよ?子供には刺激が強いでしょうから」
アユミさんから視線を外し真っ赤な下着を見た。
私が持っているどれよりも薄く頼りないのはこの下着に「機能」を求めてないからなのだろう。
むしろこの頼りなさが機能なわけで・・・
「考えておきます」
「これなら同じ赤だからサンタ服から見えても可笑しくないでしょ?そんなワケもあるからお気楽に」
そう言い残して部屋を出て行った。