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限界Lovers
第28章 Difficult problem
「みなみが飛び出しても追いかけてきてくれないのはやっぱり日和さんの方が大事なのかなって」
「そんな事ない、絶対ない」
「連絡もないし電話しても反応ないし・・・」
「それはみなみだろ?着信拒否されて俺本当に生きていけないかと思った。挙句の果てに仕事も辞めて・・・」
「・・・着信拒否?仕事辞める?」
遥斗、何を言ってるんだろう・・・
「みなみ俺からの着信拒否しただろ?」
「し、してない!そんなのしてないし仕事だって新店にヘルプに行ってただけで・・・」
そこまで言って意地悪に笑うアユミさんが浮かんだ。
「・・・アユミ・・・さんかな」
「姉貴?」
遥斗は何かを考えて大きく肩を落とした。
「まさかみなみがウチにいるとは思わなかったから・・・あの野郎」
ワナワナと遥斗が震える。
「ずっとウチに居たのか?」
「出てきた日だけ色々あって並木さんちに泊めて貰って・・・本当は実家に行こうと思ってたんだけど偶然アユミさんに会ったら実家じゃすぐ見つかっちゃうからうちに来れば?って・・・」
「灯台もと暗しだな。確かにウチに居るって発想はなかったわ」
「でもね、遥斗んち楽しかったよ!毎日お義母さんのお手伝いして色々教えて貰ったんだ。お義母さん料理上手だね」
「楽しかったって・・・俺は生きた心地しなかったぞ?」
「みなみ少し料理が上手くなったと思うよ」
料理のコツとかパン作りとか・・・遥斗の家の味も教えてもらって。
それなのに遥斗は複雑そうな顔になる。
「ホントにみなみと居ると毒気抜かれるんだよ・・・」
遥斗の体重が私に掛かり、拘束する腕が強くなった。
「・・・遥斗は?日和さんはいつ帰ったの?」
「二週間弱くらい前か?数日しか居なかったよ・・・最後は彼氏が迎に来て日和も甘えるように帰ってった」
「解決したの?」
「さあ?問題が問題だからな。でもそれは子供も含めてみんなで考えていくしかないんだろ?」
「・・・そっか」
正直・・・日和さんは好きではない。
本当はいい人なんだと思うけどあの印象はやっぱり最悪だったから・・・
「そんな事ない、絶対ない」
「連絡もないし電話しても反応ないし・・・」
「それはみなみだろ?着信拒否されて俺本当に生きていけないかと思った。挙句の果てに仕事も辞めて・・・」
「・・・着信拒否?仕事辞める?」
遥斗、何を言ってるんだろう・・・
「みなみ俺からの着信拒否しただろ?」
「し、してない!そんなのしてないし仕事だって新店にヘルプに行ってただけで・・・」
そこまで言って意地悪に笑うアユミさんが浮かんだ。
「・・・アユミ・・・さんかな」
「姉貴?」
遥斗は何かを考えて大きく肩を落とした。
「まさかみなみがウチにいるとは思わなかったから・・・あの野郎」
ワナワナと遥斗が震える。
「ずっとウチに居たのか?」
「出てきた日だけ色々あって並木さんちに泊めて貰って・・・本当は実家に行こうと思ってたんだけど偶然アユミさんに会ったら実家じゃすぐ見つかっちゃうからうちに来れば?って・・・」
「灯台もと暗しだな。確かにウチに居るって発想はなかったわ」
「でもね、遥斗んち楽しかったよ!毎日お義母さんのお手伝いして色々教えて貰ったんだ。お義母さん料理上手だね」
「楽しかったって・・・俺は生きた心地しなかったぞ?」
「みなみ少し料理が上手くなったと思うよ」
料理のコツとかパン作りとか・・・遥斗の家の味も教えてもらって。
それなのに遥斗は複雑そうな顔になる。
「ホントにみなみと居ると毒気抜かれるんだよ・・・」
遥斗の体重が私に掛かり、拘束する腕が強くなった。
「・・・遥斗は?日和さんはいつ帰ったの?」
「二週間弱くらい前か?数日しか居なかったよ・・・最後は彼氏が迎に来て日和も甘えるように帰ってった」
「解決したの?」
「さあ?問題が問題だからな。でもそれは子供も含めてみんなで考えていくしかないんだろ?」
「・・・そっか」
正直・・・日和さんは好きではない。
本当はいい人なんだと思うけどあの印象はやっぱり最悪だったから・・・