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第1章 ふたりの日常

「みなみのせいだよ、みなみがエッチだからだろ」


遥斗の下着を下ろし、反り立ったそれにキス。



「みなみエッチじゃないもん」


「エッチだろ？確かめてやる！」



突然遥斗がしゃがんで私の足を開く。
バランスを崩した私は尻餅をつきそうになるけれど、ギリギリで遥斗に抱き止められた。


キュンとした。



図らずとも遥斗の前でＭ字に脚を開く私のそこは遥斗の目に留まる。



「…こんなにヌレヌレなのに？エッチじゃないの？」



「エッチじゃないもん…」



「濡れてパクパクしてるよ。物欲しそうに…」



遥斗が入り口を指でヌルヌルと弄ぶ。



「あっ…ダメ…遥斗がエッチだからみなみもエッチになっちゃうのに！」



「みなみキモチイイ？」


「んっ…」


指はだんだんと上に這い、小さな突起を捕らえてつつく。


「指欲しい？」


「あっ…欲しい…」



もどかしい指に自然と腰が動いて気がつけば指先にクリを押し付けていた。



「ホラ、みなみからクリクリさせてるよ。こんな事する子がエッチじゃないの？」


「あっ…ああんっ！」


「認めなよみなみ、自分が淫乱だってさ」


遥斗は私の擦り付けるクリトリスが当たらないよう指を引いて加減する。



「ホラ、クリで気持ちよくなりたいんだろ？」




エッチの時、遥斗はちょっと意地悪になる。
そんな遥斗が私はまたたまらなくて…



「…みなみはエッチな子です」


「どうしてすぐ認めないの？」


「……恥ずかしいから！」


意地悪な遥斗がかっこよすぎて、胸はドキドキ体はゾワゾワたまらない。



「俺の前でいつもあんなにエロいのに？そっちのほうが余程恥ずかしいだろ？」


「遥斗なら恥ずかしくないもん」


「どうして？」


「みなみをエッチにしたのは遥斗だから」


「へえ…」


「みなみのエッチな姿で遥斗にもエッチになってほしいの」


「変態」


遥斗が嬉しそうに広角を上げる。



「…ごめんなさい」



答えは全部遥斗に教わったものばかりだ。
遥斗と付き合い始めたとき、私は処女だった。


遥斗が全てを教えてくれた。
私は遥斗が好きで好きでたまらなくて…





遥斗の指に力が戻った。
欲しかった刺激がやっと貰えて私の快感指数は跳ね上がる。