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限界Lovers
第28章 Difficult problem
「ただいま」
「おかえり!」
家に帰るとみなみが飛び出してきて不安そうな顔。
大丈夫という気持ちを込めて頭をポンポン撫でるとギュッと抱きついてきた。
その行動が可愛いし嬉しい。
「・・・日和さん何だって?」
「多分気にしてたんじゃないか?みなみが出てった事」
「気にするくらいならあんな事しなきゃいいのに」
拗ねて膨れるみなみを笑いを殺しながらたしなめた。
「あー、笑ってる!」
「笑ってない」
「笑ってるよー」
「笑ってないってば」
結局、肩が震えて吹き出してみなみに怒られた。
・・・平凡な毎日って幸せだな。
笑いを止めるために口元を抑えながらみなみの居る日常を噛み締める。
「・・・ところでみなみは時間平気なの?」
「あ、行かなきゃ・・・お昼はパスタの用意してあるからね」
「ありがとう」
俺から離れてバタバタ用意を始めるみなみ。
・・・こんな直前に焦るなんて俺が帰ってくるまで心配で仕方なかったのだろうか。
「じゃあ・・・行ってきます!」
「雪が降りそうだから気をつけろよ」
「うん」
「降るようなら迎えに行くから」
「雪くらい平気だよ」
「いや、心配だから行くよ」
俺の心配症にも磨きがかかりすっかり呆れられているようだ。
・・・でもみなみもどことなく嬉しそうに見えるのは俺の気のせいだけじゃないと思う。
「行ってらっしゃい」
「行ってきます」
立場を入れ替え、本日二度目の見送りのキスをしてみなみを送り出した。
今日、みなみはきーちゃんと約束をしている。
先日入籍したばかりのきーちゃんと、みなみはどんな話をして来るのだろうか・・・
「・・・どうせこの前の話してボロクソ言われるんだろうな・・・俺」
みなみの出て行ったドアを見つめて独り言。
そしてみなみのパスタを食べようとキッチンに向かった。
「おかえり!」
家に帰るとみなみが飛び出してきて不安そうな顔。
大丈夫という気持ちを込めて頭をポンポン撫でるとギュッと抱きついてきた。
その行動が可愛いし嬉しい。
「・・・日和さん何だって?」
「多分気にしてたんじゃないか?みなみが出てった事」
「気にするくらいならあんな事しなきゃいいのに」
拗ねて膨れるみなみを笑いを殺しながらたしなめた。
「あー、笑ってる!」
「笑ってない」
「笑ってるよー」
「笑ってないってば」
結局、肩が震えて吹き出してみなみに怒られた。
・・・平凡な毎日って幸せだな。
笑いを止めるために口元を抑えながらみなみの居る日常を噛み締める。
「・・・ところでみなみは時間平気なの?」
「あ、行かなきゃ・・・お昼はパスタの用意してあるからね」
「ありがとう」
俺から離れてバタバタ用意を始めるみなみ。
・・・こんな直前に焦るなんて俺が帰ってくるまで心配で仕方なかったのだろうか。
「じゃあ・・・行ってきます!」
「雪が降りそうだから気をつけろよ」
「うん」
「降るようなら迎えに行くから」
「雪くらい平気だよ」
「いや、心配だから行くよ」
俺の心配症にも磨きがかかりすっかり呆れられているようだ。
・・・でもみなみもどことなく嬉しそうに見えるのは俺の気のせいだけじゃないと思う。
「行ってらっしゃい」
「行ってきます」
立場を入れ替え、本日二度目の見送りのキスをしてみなみを送り出した。
今日、みなみはきーちゃんと約束をしている。
先日入籍したばかりのきーちゃんと、みなみはどんな話をして来るのだろうか・・・
「・・・どうせこの前の話してボロクソ言われるんだろうな・・・俺」
みなみの出て行ったドアを見つめて独り言。
そしてみなみのパスタを食べようとキッチンに向かった。