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限界Lovers
第28章 Difficult problem
待ち合わせ場所に先に着いたのは私だった。
ぼんやり空を見上げると、確かに空は暗く低い。
「みーなみ!」
しばらく空を見ていたらきーちゃんがやって来た。
「何?またボーッとしてたの?」
「雪降りそうだなって見てたの」
私の答えにきーちゃんは苦笑いで「行くよ」と私を連れて歩き出す。
向かうのは私たちの好きなカフェで、今日は近況報告を兼ねたランチにやって来た。
年末だというのにカフェはオープン待ちの人が沢山居て、でも早めに着いたのでオープンと同時に店内に入れた。
お互いメニューを決めて注文するとやっと落ち着いて話が始まる。
「結婚おめでとう」
「みなみもね、みなみはいつ籍入れるの?」
「五月が二人が出会った月だから・・・そこで入れたいねって話してるんだ」
「へぇ・・・」
「きーちゃんは?結婚式は?」
「6月に決まったの。出席してね!」
「勿論ー!きーちゃんのドレス姿楽しみだな・・・。・・・ううっ」
想像したら涙が出てきた。
あのきーちゃんがお嫁さんだなんて・・・
「また泣くんだから・・・でもさ、昔の約束もなんか叶いそうだね」
“昔の約束”とは中学生の時にした一緒に結婚しようね・・・というもの。
「あはは、そうだね!さすが相思相愛」
「私とみなみ?・・・やだー」
「ひ、酷っ!」
冗談言いながら沢山笑って色々な話をした。
勿論最近のすったもんだも。
きーちゃんは私の話に熱く怒り、どうしてすぐ連絡しないんだと叱られた。
「だって入籍とか引越しとか発表会とか忙しかったでしょ?きーちゃん」
「そんなのどうにでもなるよ!今度何かあったらすぐ連絡しなよ?」
「了解です」
・・・もうあんな経験はごめんだけどその気持ちがありがたい。
しばらくして料理が来もお喋りは尽きない。
新米主婦のきーちゃんと仮主婦の私は家事の話にも華が咲いて・・・なんだか不思議な気持ち。
「そうそう、最近みなみパンが作れるようになったんだよ」
「えっ!凄いじゃん!」
「遥斗んちにいる時にお義母さんに教えてもらってね・・・今度また作るから食べて!」
「フフっ・・・楽しみにしてる」
きーちゃんとの時間は楽しくてあっという間で。
食後のお茶を飲みながらまたお喋りして店を出ると雪が降っていた。
ぼんやり空を見上げると、確かに空は暗く低い。
「みーなみ!」
しばらく空を見ていたらきーちゃんがやって来た。
「何?またボーッとしてたの?」
「雪降りそうだなって見てたの」
私の答えにきーちゃんは苦笑いで「行くよ」と私を連れて歩き出す。
向かうのは私たちの好きなカフェで、今日は近況報告を兼ねたランチにやって来た。
年末だというのにカフェはオープン待ちの人が沢山居て、でも早めに着いたのでオープンと同時に店内に入れた。
お互いメニューを決めて注文するとやっと落ち着いて話が始まる。
「結婚おめでとう」
「みなみもね、みなみはいつ籍入れるの?」
「五月が二人が出会った月だから・・・そこで入れたいねって話してるんだ」
「へぇ・・・」
「きーちゃんは?結婚式は?」
「6月に決まったの。出席してね!」
「勿論ー!きーちゃんのドレス姿楽しみだな・・・。・・・ううっ」
想像したら涙が出てきた。
あのきーちゃんがお嫁さんだなんて・・・
「また泣くんだから・・・でもさ、昔の約束もなんか叶いそうだね」
“昔の約束”とは中学生の時にした一緒に結婚しようね・・・というもの。
「あはは、そうだね!さすが相思相愛」
「私とみなみ?・・・やだー」
「ひ、酷っ!」
冗談言いながら沢山笑って色々な話をした。
勿論最近のすったもんだも。
きーちゃんは私の話に熱く怒り、どうしてすぐ連絡しないんだと叱られた。
「だって入籍とか引越しとか発表会とか忙しかったでしょ?きーちゃん」
「そんなのどうにでもなるよ!今度何かあったらすぐ連絡しなよ?」
「了解です」
・・・もうあんな経験はごめんだけどその気持ちがありがたい。
しばらくして料理が来もお喋りは尽きない。
新米主婦のきーちゃんと仮主婦の私は家事の話にも華が咲いて・・・なんだか不思議な気持ち。
「そうそう、最近みなみパンが作れるようになったんだよ」
「えっ!凄いじゃん!」
「遥斗んちにいる時にお義母さんに教えてもらってね・・・今度また作るから食べて!」
「フフっ・・・楽しみにしてる」
きーちゃんとの時間は楽しくてあっという間で。
食後のお茶を飲みながらまたお喋りして店を出ると雪が降っていた。