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限界Lovers
第29章 山下先生とみなみちゃん
「8点・・・さすがにないだろ。赤点なんてもんじゃないぞ」


「・・・・・・・・・」


俺の想像を遥かに上回るみなみ。


「ホラ、これから教えるから」


「んー」


「そんな嫌な顔しない!」


先生と生徒ごっこは思わぬところで本格的に。


しかも説明してもみなみは聞いてるんだか聞いてないんだか・・・


「・・・分かってる?」


「分かってません」


「キッパリだな」


突然、みなみが俺に抱きついた。


「先生、先生のこと喜ばせられたらいい点数くれますか?」


上目遣いで言われドキッとする。


悪戯なみなみのシャツ越しの胸の膨らみとか柔らかそうな唇とかピンク色の頬とか・・・
急に全てが意味を持つような・・・


「みなみ・・・高校生の時補習とかいって先生に変な事されなかった?」


「されないよ」


「・・・良かった。俺が先生なら確実に襲ってた」


みなみにキスすると嬉しそうに首に腕を回される。


「みなみはエッチだな・・・セックスした事あるの?」


「えーっ・・・質問がオジサン・・・」


「ホラ成りきって」


みなみは少し考えて恥ずかしそうに頷いた。


「あるのかよ!」


「ごっこ遊びでしょ?」


「でもダメ!はいやり直し」


遊びでもみなみが他の男とシタことある設定はダメだ。
みなみは俺だけのみなみでいいんだから。


「・・・シタ事あるの?」


「ない・・・です」



目を伏せてみなみが答えた。


・・・うん、合格!!


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