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限界Lovers
第30章 ラスボス登場
確かに。
みなみに手を出す奴がいたら許せないしそれが遊び半分なら余計にだ。
「でも今の遥斗はもうそんな人じゃないし・・・」
「みなみ以外にもう絶対そんなことしない!」
「うん、分かってる。日和さんとも長く付き合って・・・私とだって・・・今の遥斗は真面目だよ。だからね、お兄ちゃんに今の遥斗知ってもらお?頭は硬いけどそこまで分からない人じゃないよ」
「・・・・・・・・・」
それはどうだか・・・
でもそれしかないのも分かる。
できれば皆に祝福されて結婚したいし何よりみなみに心残りを作らせたくない。
「・・・みなみ、ありがとう」
優しく微笑むみなみは「そんな言葉はいらないよ」と頭を振る。
「みなみは遥斗のこと一番分かってるつもりでいるよ。自己満足かもしれないけど・・・」
みなみ・・・
やっぱり俺はみなみを手放せない。
衝動のままギュッと抱きしめた。
「・・・よしよし」
ポンポンと背中が叩かれ俺は子供かと可笑しくなる。
でも嬉しかった。
「絶対兄さんを納得させるからな」
「・・・うん」
「で、みなみを世界一幸せにする」
「・・・うん」
俺は弱気になってる場合じゃない。
みなみの為にしっかりしなくては・・・
「それにしても遥斗は一度お祓いに行った方がいいと思う」
「えっ?」
「絶対今まで泣かされてきた子の生霊が憑いてると思う・・・または女難の相とか」
「・・・みなみが門番みたいに門前払いしてくれよ」
「無理だよ」
「せめてタイムマシーンがあればな。いや、せめて昔の俺に助言できたら・・・」
・・・昔の俺よ、あと10年もしないうちにお前は人生を捧げてもいいと思う女性に出会う。
チャラチャラ遊んでるのが恰好いいなんて勘違いもいいとこだ。
ヤった女の数じゃない。
男は・・・大切なたった一人を守れてこそ恰好いいと今の俺は思っている。
お前のしてきたくだらない事が彼女を傷つけ・・・しなくていい心配をさせるんだ。
今が全てじゃない。
そこから繋がる未来があるんだから・・・
「でもさ、大人の自分に助言されても聞かないよきっと。だって高校生の遥斗生意気そうだったもん」
「みなみ・・・」
それは確かにだけど・・・
それを言ったら元も子もないじゃないか!
みなみに手を出す奴がいたら許せないしそれが遊び半分なら余計にだ。
「でも今の遥斗はもうそんな人じゃないし・・・」
「みなみ以外にもう絶対そんなことしない!」
「うん、分かってる。日和さんとも長く付き合って・・・私とだって・・・今の遥斗は真面目だよ。だからね、お兄ちゃんに今の遥斗知ってもらお?頭は硬いけどそこまで分からない人じゃないよ」
「・・・・・・・・・」
それはどうだか・・・
でもそれしかないのも分かる。
できれば皆に祝福されて結婚したいし何よりみなみに心残りを作らせたくない。
「・・・みなみ、ありがとう」
優しく微笑むみなみは「そんな言葉はいらないよ」と頭を振る。
「みなみは遥斗のこと一番分かってるつもりでいるよ。自己満足かもしれないけど・・・」
みなみ・・・
やっぱり俺はみなみを手放せない。
衝動のままギュッと抱きしめた。
「・・・よしよし」
ポンポンと背中が叩かれ俺は子供かと可笑しくなる。
でも嬉しかった。
「絶対兄さんを納得させるからな」
「・・・うん」
「で、みなみを世界一幸せにする」
「・・・うん」
俺は弱気になってる場合じゃない。
みなみの為にしっかりしなくては・・・
「それにしても遥斗は一度お祓いに行った方がいいと思う」
「えっ?」
「絶対今まで泣かされてきた子の生霊が憑いてると思う・・・または女難の相とか」
「・・・みなみが門番みたいに門前払いしてくれよ」
「無理だよ」
「せめてタイムマシーンがあればな。いや、せめて昔の俺に助言できたら・・・」
・・・昔の俺よ、あと10年もしないうちにお前は人生を捧げてもいいと思う女性に出会う。
チャラチャラ遊んでるのが恰好いいなんて勘違いもいいとこだ。
ヤった女の数じゃない。
男は・・・大切なたった一人を守れてこそ恰好いいと今の俺は思っている。
お前のしてきたくだらない事が彼女を傷つけ・・・しなくていい心配をさせるんだ。
今が全てじゃない。
そこから繋がる未来があるんだから・・・
「でもさ、大人の自分に助言されても聞かないよきっと。だって高校生の遥斗生意気そうだったもん」
「みなみ・・・」
それは確かにだけど・・・
それを言ったら元も子もないじゃないか!