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限界Lovers
第30章 ラスボス登場
けど俺はそんなみなみが好きだ。
素っ頓狂なとこも時々悪気なく失礼なこというところさえもたまらなく好きだ。
「・・・・・・・・・」
もし・・・ゴリラーマンに認められなくて別れてしまったりしたら・・・
みなみはいつか他の男と付き合ってそいつに抱かれるのだろうか・・・
あの身体を、可愛い顔を・・・
そして俺の好きなみなみの全てが他の男のものになる。
知らない男の隣で笑い、知らない男と家庭を築き、子を産んで・・・
たった一瞬で知らないみなみの人生を想像してしまい激しい嫉妬に駆られた。
結婚は独占のためじゃないけど結婚したい理由の一つに早くみなみを自分のものにしてしまいたいというのがあった。
それなのに・・・ここまで来てこんな事になろうとは・・・
「遥斗、遥斗は一人じゃないんだよ?」
「えっ・・・」
「だから一人で悩まない・・・この間話したでしょ?結婚するんだもん。若い頃の遥斗の不祥事とはいえ二人で一つだよ?どうしたら認めてもらえるか一緒に考えよ?」
「みなみ・・・」
「でね、世界一幸せにしてくれるって気持ちは嬉しいけどそれはみなみも一緒なんだよ。みなみだって遥斗を幸せにしたいよ・・・だから頑張って一緒に世界一幸せになろ?」
―――これが結婚の真髄なのだろうか。
喜びも悲しみも、人生の全てを二人で分け分かち合う・・・
「そうだよな・・・一緒に考えていこう・・・」
やっぱりみなみしかいないと思った。
堂々と二人で幸せになるためにはこの関門は超えなきゃいけない。
例えそのせいで結婚が伸びたとしてもゴリラーマンを必ず納得させてやる。
そう心に誓った。
素っ頓狂なとこも時々悪気なく失礼なこというところさえもたまらなく好きだ。
「・・・・・・・・・」
もし・・・ゴリラーマンに認められなくて別れてしまったりしたら・・・
みなみはいつか他の男と付き合ってそいつに抱かれるのだろうか・・・
あの身体を、可愛い顔を・・・
そして俺の好きなみなみの全てが他の男のものになる。
知らない男の隣で笑い、知らない男と家庭を築き、子を産んで・・・
たった一瞬で知らないみなみの人生を想像してしまい激しい嫉妬に駆られた。
結婚は独占のためじゃないけど結婚したい理由の一つに早くみなみを自分のものにしてしまいたいというのがあった。
それなのに・・・ここまで来てこんな事になろうとは・・・
「遥斗、遥斗は一人じゃないんだよ?」
「えっ・・・」
「だから一人で悩まない・・・この間話したでしょ?結婚するんだもん。若い頃の遥斗の不祥事とはいえ二人で一つだよ?どうしたら認めてもらえるか一緒に考えよ?」
「みなみ・・・」
「でね、世界一幸せにしてくれるって気持ちは嬉しいけどそれはみなみも一緒なんだよ。みなみだって遥斗を幸せにしたいよ・・・だから頑張って一緒に世界一幸せになろ?」
―――これが結婚の真髄なのだろうか。
喜びも悲しみも、人生の全てを二人で分け分かち合う・・・
「そうだよな・・・一緒に考えていこう・・・」
やっぱりみなみしかいないと思った。
堂々と二人で幸せになるためにはこの関門は超えなきゃいけない。
例えそのせいで結婚が伸びたとしてもゴリラーマンを必ず納得させてやる。
そう心に誓った。