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限界Lovers
第30章 ラスボス登場
家に帰るとみなみが心配そうに駆け寄ってくる。
「・・・どうだった?」
「・・・・・・・・・」
クリクリとみなみの頭を撫でた。
その表情で上手くいかなかったと汲み取ったのだろう・・・
俺を気遣うように眉が下がる。
「なんの話したの?」
「酒飲んで・・・花の話とか家族の話とか」
「結構打ち解けてるじゃん」
「どうだか・・・酔っ払ってたからな、義兄さん」
ソファにドサッと座ったらみなみが寄り添って肩に頭を預けてきた。
「・・・どうすっかな・・・ただ話しても昨日みたいに埒があかないだろうし・・・かといって酒の力を借りても余り効果なかったし」
「酔っ払ったお兄ちゃんよく喋ったでしょ?」
「そうだな」
「お兄ちゃんはぶきっちょだからそういう時じゃないと本心が言えないんだってお母さんが言ってた」
「本心・・・」
あれが本心。
もしそこにキーワードがあるとしたら・・・
「・・・キャバクラか?」
もう俺の中にはゴリラーマンがキャバクラに行きたがってるということしか残ってない。
「キャバクラって?」
訝しがるみなみの肩を掴む。
「みなみ・・・俺がキャバクラ行ったら嫌か?」
ポカンと口を開けたみなみは泣きそうな顔になって・・・
「嫌だ・・・嫌だよ絶対嫌だ!」
「だよな・・・俺だって嫌だ」
「どうしてキャバクラ!?そんなに行きたいの!?」
「まさか!俺はみなみ以外の女と積極的に話したいなんて思わない」
「遥斗がどうしてもキャバクラに行きたいなら・・・みなみが遥斗のキャバ嬢になる!」
「!!」
「遥斗専属のキャバ嬢になるよ」
みなみ・・・
なんて・・・なんて健気なんだ・・・
「みなみが居れば俺どこにも行かない・・・行けないよ」
「本当?風俗とかも行かない?」
「風俗なんて必要ないだろ!?俺にはみなみがいてこんなに充実したラブライフを送ってるんだから!」
コスプレもエロい事でも応えてくれるみなみが居るのに風俗なんて!!
「遥斗・・・」
お互いの愛に感激して抱き合いチューする俺たち。
不思議なものであんなに回らなかった酒が、みなみを前にして今更回り始める。
「・・・どうだった?」
「・・・・・・・・・」
クリクリとみなみの頭を撫でた。
その表情で上手くいかなかったと汲み取ったのだろう・・・
俺を気遣うように眉が下がる。
「なんの話したの?」
「酒飲んで・・・花の話とか家族の話とか」
「結構打ち解けてるじゃん」
「どうだか・・・酔っ払ってたからな、義兄さん」
ソファにドサッと座ったらみなみが寄り添って肩に頭を預けてきた。
「・・・どうすっかな・・・ただ話しても昨日みたいに埒があかないだろうし・・・かといって酒の力を借りても余り効果なかったし」
「酔っ払ったお兄ちゃんよく喋ったでしょ?」
「そうだな」
「お兄ちゃんはぶきっちょだからそういう時じゃないと本心が言えないんだってお母さんが言ってた」
「本心・・・」
あれが本心。
もしそこにキーワードがあるとしたら・・・
「・・・キャバクラか?」
もう俺の中にはゴリラーマンがキャバクラに行きたがってるということしか残ってない。
「キャバクラって?」
訝しがるみなみの肩を掴む。
「みなみ・・・俺がキャバクラ行ったら嫌か?」
ポカンと口を開けたみなみは泣きそうな顔になって・・・
「嫌だ・・・嫌だよ絶対嫌だ!」
「だよな・・・俺だって嫌だ」
「どうしてキャバクラ!?そんなに行きたいの!?」
「まさか!俺はみなみ以外の女と積極的に話したいなんて思わない」
「遥斗がどうしてもキャバクラに行きたいなら・・・みなみが遥斗のキャバ嬢になる!」
「!!」
「遥斗専属のキャバ嬢になるよ」
みなみ・・・
なんて・・・なんて健気なんだ・・・
「みなみが居れば俺どこにも行かない・・・行けないよ」
「本当?風俗とかも行かない?」
「風俗なんて必要ないだろ!?俺にはみなみがいてこんなに充実したラブライフを送ってるんだから!」
コスプレもエロい事でも応えてくれるみなみが居るのに風俗なんて!!
「遥斗・・・」
お互いの愛に感激して抱き合いチューする俺たち。
不思議なものであんなに回らなかった酒が、みなみを前にして今更回り始める。