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限界Lovers
第30章 ラスボス登場
「・・・みなみの為だというのか」


「それだけじゃないですけど・・・でもみなみは一ノ瀬さんを慕っています。俺のせいで兄妹の関係は壊せないし・・・でもみなみと別れる事はできませんから俺なりの誠意です」


ゴリラーマンはまた黙り込んだ。


そして何を言うでもなく玄関に消えて行った。



「相変わらず分かんねー・・・」


呟いた言葉が夜に溶ける。
ため息は白く俺の憂鬱を形作りそして静かに消えた。


結局この三日、何もする事が出来なかった。
自分の不甲斐なさを痛感し、ただ情けない。



好きだけじゃどうにもできないこともあるんだろうな・・・
結婚は先延ばしだろうか。


とりあえず帰ろう、みなみの待つ家へ・・・


土産なんて何もないのに早くみなみに会いたかった。
俺が甘えたいだけなのかもしれないけどみなみの笑顔が見たかった。


そのために重い体を引きずりながら足を早め家に向かった。







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