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限界Lovers
第31章 初めて記念日
それからの俺はまたみなみちゃんの元にせっせと通い始めた。
誘うペースもアップして、映画にカラオケ、ネズミーランドと遊ぶ時間帯も夜の数時間から休日の一日にランクアップして行った。
みなみちゃんとも大分仲良くなり、心を開かれたとも感じている。
・・・でも今ひとつ自信が持てなかった。
その辺のくだりは以前記述した俺とみなみの馴れ初めを見ていただきたいと思う。
そして11月、出会って半年もの期間を経て、無事俺たちは付き合う事になった。
さてここからが問題だ。
みなみちゃんとキスは済ませた。
でも未だにセックスはしていなかった。
付き合い初めて一ヶ月目の事だ。
悩んだ俺は高校時代からの悪友と飲みに来ていた。
こいつとは同じサッカー部で、大学も一緒だったという腐れ縁だ。
そんな友人を何故誘ったかと言うと・・・
「・・・・・・で、相談って何?」
「俺・・・彼女ができたんだよ」
「へぇ、おめでとう。同じ会社の子?」
「いや・・・全然。まだ学生だから」
友人はあからさまに驚いた。
「マジで!?遥斗が年下!?」
「別に・・・そんな驚く事じゃないだろ?」
「驚くだろ!?いくつ?」
「18」
友人は呆然として眼鏡を上げながらフッと笑う。
「まさかと思うが俺に相談って・・・」
「・・・そのまさかだよ。彼女処女なんだ・・・どうすればいい」
俺の言葉を聞いた友人は少しの間間を置いて、またフッと笑う。
「遥斗・・・お前みたいな男に処女は無理だ」
「・・・は?」
「処女とヤる極意は忍耐だ・・・お前みたいに手の早い男に処女は無理だ」
友人は潔く言い切った。
「いやいやいや、俺すげー我慢してるよ?半年も手出ししてねーもん」
「一応聞くがそれは付き合って半年なのか?」
「出会って・・・付き合ってからはひと月だけど・・・」
ゴニョゴニョ言う俺に友人は鬼の首を捕ったかのように言い放つ。
「ホラッ!そこがそもそも間違いなんだよ!処女は特に付き合ってからの期間を気にすんの!お前みたいに付き合う前からカウントしてるような助平が処女の心を溶かせるワケないんだよ!」
誘うペースもアップして、映画にカラオケ、ネズミーランドと遊ぶ時間帯も夜の数時間から休日の一日にランクアップして行った。
みなみちゃんとも大分仲良くなり、心を開かれたとも感じている。
・・・でも今ひとつ自信が持てなかった。
その辺のくだりは以前記述した俺とみなみの馴れ初めを見ていただきたいと思う。
そして11月、出会って半年もの期間を経て、無事俺たちは付き合う事になった。
さてここからが問題だ。
みなみちゃんとキスは済ませた。
でも未だにセックスはしていなかった。
付き合い初めて一ヶ月目の事だ。
悩んだ俺は高校時代からの悪友と飲みに来ていた。
こいつとは同じサッカー部で、大学も一緒だったという腐れ縁だ。
そんな友人を何故誘ったかと言うと・・・
「・・・・・・で、相談って何?」
「俺・・・彼女ができたんだよ」
「へぇ、おめでとう。同じ会社の子?」
「いや・・・全然。まだ学生だから」
友人はあからさまに驚いた。
「マジで!?遥斗が年下!?」
「別に・・・そんな驚く事じゃないだろ?」
「驚くだろ!?いくつ?」
「18」
友人は呆然として眼鏡を上げながらフッと笑う。
「まさかと思うが俺に相談って・・・」
「・・・そのまさかだよ。彼女処女なんだ・・・どうすればいい」
俺の言葉を聞いた友人は少しの間間を置いて、またフッと笑う。
「遥斗・・・お前みたいな男に処女は無理だ」
「・・・は?」
「処女とヤる極意は忍耐だ・・・お前みたいに手の早い男に処女は無理だ」
友人は潔く言い切った。
「いやいやいや、俺すげー我慢してるよ?半年も手出ししてねーもん」
「一応聞くがそれは付き合って半年なのか?」
「出会って・・・付き合ってからはひと月だけど・・・」
ゴニョゴニョ言う俺に友人は鬼の首を捕ったかのように言い放つ。
「ホラッ!そこがそもそも間違いなんだよ!処女は特に付き合ってからの期間を気にすんの!お前みたいに付き合う前からカウントしてるような助平が処女の心を溶かせるワケないんだよ!」