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限界Lovers
第31章 初めて記念日
なんだか分からないけど深いな・・・


「サンキュ」


「健闘を祈るぜ!」


それから俺たちは乾杯して馬鹿話で盛り上がった。


みなみちゃんとはいつの間にか毎週末を過ごすようになっていた。
・・・と言っても彼女には門限があった。
学生のうちは12時までには帰りなさいと親御さんに言われてるらしい。


付き合って一ヶ月・・・いくら処女でもそろそろいいんじゃないか?


「ん・・・」


キスをする度漏れる声に俺の我慢もギリギリで・・・
みなみちゃんを抱きたい気持ちは日増しに強くなるばかりだ。


少しばかり強引なキスをするようになっても嫌がらず懸命に応えるみなみちゃん。
ゆっくりとさり気なく肩を、背中を撫でてみる。


・・・嫌がられない。


みなみちゃんの頬は付き合う前、飲みに行ったあの日のカクテルみたいに桃色で本当に愛しい。


俺の手に酔うみたいにみなみちゃんから力が抜けていき・・・


今日イケるかも!?なんて淡い期待を寄せたその時だった。


「!」


閉じられた瞳が突然開きドンっと俺を押し退ける。


「えっ・・・」


何だ・・・?
驚く俺にみなみちゃんは鞄を掴みスクッと立ち上がる。


「あの・・・私帰ります」


「ええっ!?」


「・・・また連絡します!お邪魔しました!」


そして勢い良く飛び出した。


「み、みなみちゃん!」


ポカーン・・・


取り残される俺。


その後の俺がひどく落ち込んだのは言うまでもない・・・






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