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限界Lovers
第31章 初めて記念日
翌週、会ってもみなみちゃんはよそよそしかった。
でも触れても嫌がらず、キスもいつも通りした。
・・・それでも明らかに何かが違う。
どこかで俺を拒否してる。
服を掴む手には必要以上に力が入って・・・
「・・・嫌なら無理しなくていいよ」
唇を離した俺にみなみちゃんは泣きそうだ。
「嫌じゃ・・・」
「・・・ない?」
「はい・・・」
みなみちゃんはコクンと頷いた。
頬を染めながら目を潤ませるちぐはぐさはどっちを信じればいいのだろうか。
また唇を近づけるとみなみちゃんの手が震えている事に気づいた。
「みなみちゃん・・・」
「遥斗さん・・・私・・・」
「いいよ、大丈夫だから」
落ち着けるように抱きしめた。
初めてってそんなに覚悟がいる事なんだろうか・・・
結局クリスマスも年末年始も俺たちはプラトニックなまま・・・
キスの回数も明らかに減っていた。
みなみちゃんは時が経てば経つほどキスの時にぎこちなくなり・・・
俺は益々手が出せなくなっていった。
でも触れても嫌がらず、キスもいつも通りした。
・・・それでも明らかに何かが違う。
どこかで俺を拒否してる。
服を掴む手には必要以上に力が入って・・・
「・・・嫌なら無理しなくていいよ」
唇を離した俺にみなみちゃんは泣きそうだ。
「嫌じゃ・・・」
「・・・ない?」
「はい・・・」
みなみちゃんはコクンと頷いた。
頬を染めながら目を潤ませるちぐはぐさはどっちを信じればいいのだろうか。
また唇を近づけるとみなみちゃんの手が震えている事に気づいた。
「みなみちゃん・・・」
「遥斗さん・・・私・・・」
「いいよ、大丈夫だから」
落ち着けるように抱きしめた。
初めてってそんなに覚悟がいる事なんだろうか・・・
結局クリスマスも年末年始も俺たちはプラトニックなまま・・・
キスの回数も明らかに減っていた。
みなみちゃんは時が経てば経つほどキスの時にぎこちなくなり・・・
俺は益々手が出せなくなっていった。