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限界Lovers
第31章 初めて記念日
口数の少ない俺たちはまるで思春期のカップルみたいな初々しさだ。
俺だって・・・ それなりに慣れてるつもりでいたけれどまるで初めての時のような・・・
いや、それ以上の緊張と期待を感じている。
「・・・あ、遥斗さんこれ」
みなみちゃんが綺麗にラッピングされた袋を俺に渡した。
「・・・みなみちゃんはこういうラッピング上手いよな」
「ふふっ、バイトの成果が出てるでしょ?」
少しずつ砕けてきた空気にホッとしていた。
「開けていい?」
「うん、どうぞ」
包を解くと化粧箱が現れて、ワクワクしながら蓋を開けると・・・
岩石?
いびつな塊が5つ入っていた。
「これね、友達と作ったんだ!みなみチョコ作るの初めてだから上手くできるか心配だったけど・・・ちゃんとできてホッとした!」
・・・そうか、これは成功なんだな・・・
「食べてみて!」と期待を寄せるみなみちゃんに応えチョコを一粒。
・・・硬てぇ!!
歯が割れるかとおもうほど硬てぇ!!
「・・・どうかな?」
「美味いよ・・・ありがとう」
そう言うとみなみちゃんは嬉しそうに笑った。
「遥斗さん・・・あの袋は?」
会社で貰ったチョコをみなみちゃんが見つけた。
「あれは会社で貰ったの」
「ふうん・・・モテるんだね、やっぱり・・・」
「いや・・・アレは義理だから」
「義理チョコ?」
「だろ?俺彼女居るし・・・彼女の事大好きだし・・・」
みなみちゃんを抱き寄せた。
「本当に?」
「本当だよ。そうじゃなかったらこんな気持ちにならないよ」
ゆっくりと角度をつけキスをする。
ついばむようなキスを繰り返しながら徐々に深くしていくとみなみちゃんが俺を止めた。
俺だって・・・ それなりに慣れてるつもりでいたけれどまるで初めての時のような・・・
いや、それ以上の緊張と期待を感じている。
「・・・あ、遥斗さんこれ」
みなみちゃんが綺麗にラッピングされた袋を俺に渡した。
「・・・みなみちゃんはこういうラッピング上手いよな」
「ふふっ、バイトの成果が出てるでしょ?」
少しずつ砕けてきた空気にホッとしていた。
「開けていい?」
「うん、どうぞ」
包を解くと化粧箱が現れて、ワクワクしながら蓋を開けると・・・
岩石?
いびつな塊が5つ入っていた。
「これね、友達と作ったんだ!みなみチョコ作るの初めてだから上手くできるか心配だったけど・・・ちゃんとできてホッとした!」
・・・そうか、これは成功なんだな・・・
「食べてみて!」と期待を寄せるみなみちゃんに応えチョコを一粒。
・・・硬てぇ!!
歯が割れるかとおもうほど硬てぇ!!
「・・・どうかな?」
「美味いよ・・・ありがとう」
そう言うとみなみちゃんは嬉しそうに笑った。
「遥斗さん・・・あの袋は?」
会社で貰ったチョコをみなみちゃんが見つけた。
「あれは会社で貰ったの」
「ふうん・・・モテるんだね、やっぱり・・・」
「いや・・・アレは義理だから」
「義理チョコ?」
「だろ?俺彼女居るし・・・彼女の事大好きだし・・・」
みなみちゃんを抱き寄せた。
「本当に?」
「本当だよ。そうじゃなかったらこんな気持ちにならないよ」
ゆっくりと角度をつけキスをする。
ついばむようなキスを繰り返しながら徐々に深くしていくとみなみちゃんが俺を止めた。