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限界Lovers
第5章 隣人の隣人
「えっと…鈴之介さんじゃないんですか?」
「……さっさと手紙お寄越し」
「鈴之介さんじゃないなら渡せません。…親展ですから」
小娘はキッと口を結び胸に手紙を押し当てる。
私の大っ嫌いな天然巨乳に!
「生意気なクソ娘ね!アタシが鈴之介だけど鈴之介じゃないのよ!!」
「?」
「…察しなさいよバカ女」
小娘は訳が分からないといった顔で私を見ていたけど突然納得した顔をする。
「オカマなんだ!」
「ハッキリ言うなっつってんだろがクソバカ娘しばくぞ!」
「………」
小娘はまた固まる。
バカって本当に嫌ね~
…ため息が出ちゃう。
「みなみ」
するとメンズの声がして小娘が振り向いた。
「遥斗…」
「どうしたそんなとこで…つーか今怒鳴られてなかったか?」
そしてヒョイっと覗き込んだその人は…
「!」
写真の……
我を忘れてポケットの写真を取り出し見比べる。
「あーっ!私の写真!!」
「本物だわ……」
端正な顔立ち、均等の取れたボディー…
スーツ姿から醸し出される青い男の色気。
「写真より全然いいじゃない」
「えっ…」
その人はアタシから一歩後ずさった。
「待って」
思わず腕を掴み引き留める。
「上がってく?」
「えっ!?」
「ねぇ上がってく?」
「い、いや…」
「お茶飲んでく?一杯だけ」
「け、結構です…つーか何で!?」
逃げるものを追いたくなるのは本能なのかしら。
彼が引く腕をアタシはガッチリ掴み逆に引き込む。
彼と私の間に挟まる空気の読めない小娘が邪魔だったらありゃしないけど獲物を前にしてタシだって真剣よ。
自分でも息が荒いのが分かるくらい。
「痛ってー…っ!」
ギュッと力を入れると彼が痛がってる。
もうあとちょっとじゃない?
アタシは更に力を込めた。
「……さっさと手紙お寄越し」
「鈴之介さんじゃないなら渡せません。…親展ですから」
小娘はキッと口を結び胸に手紙を押し当てる。
私の大っ嫌いな天然巨乳に!
「生意気なクソ娘ね!アタシが鈴之介だけど鈴之介じゃないのよ!!」
「?」
「…察しなさいよバカ女」
小娘は訳が分からないといった顔で私を見ていたけど突然納得した顔をする。
「オカマなんだ!」
「ハッキリ言うなっつってんだろがクソバカ娘しばくぞ!」
「………」
小娘はまた固まる。
バカって本当に嫌ね~
…ため息が出ちゃう。
「みなみ」
するとメンズの声がして小娘が振り向いた。
「遥斗…」
「どうしたそんなとこで…つーか今怒鳴られてなかったか?」
そしてヒョイっと覗き込んだその人は…
「!」
写真の……
我を忘れてポケットの写真を取り出し見比べる。
「あーっ!私の写真!!」
「本物だわ……」
端正な顔立ち、均等の取れたボディー…
スーツ姿から醸し出される青い男の色気。
「写真より全然いいじゃない」
「えっ…」
その人はアタシから一歩後ずさった。
「待って」
思わず腕を掴み引き留める。
「上がってく?」
「えっ!?」
「ねぇ上がってく?」
「い、いや…」
「お茶飲んでく?一杯だけ」
「け、結構です…つーか何で!?」
逃げるものを追いたくなるのは本能なのかしら。
彼が引く腕をアタシはガッチリ掴み逆に引き込む。
彼と私の間に挟まる空気の読めない小娘が邪魔だったらありゃしないけど獲物を前にしてタシだって真剣よ。
自分でも息が荒いのが分かるくらい。
「痛ってー…っ!」
ギュッと力を入れると彼が痛がってる。
もうあとちょっとじゃない?
アタシは更に力を込めた。