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限界Lovers
第6章 消毒してあげる
そして遥斗は恥ずかしがる私を好む。


それがまた恥ずかしくて…


「濡れてる」


入り口を開かれるとクチッと音がした。


「だって…」


「俺の舐めて濡れたんだ?」


「……うん」


「でもそれだけじゃないよな?」


閉じたり開いたり。
繰り返す度クチクチの音は大きくなる。


「見られて濡れたんだろ?みなみ恥ずかしいの大好きだもんな」


「そんなこと…ないです」


「いーや、エロくて恥ずかしいことが好きだよみなみは。…だってこんなに濡れてきた」


ヌルヌルした指の動き。
……私の愛液が潤滑油になって摩擦をなくしているのだろう。



「俺、まだ指入れてないぜ?それなのにみなみん中から湧き出て俺の指に絡んでくんの…ほら」


「あっ…!」


くるくると滑らかな指がクリトリスを探り当てる。


「ヌルヌルだと気持ちいいよな?」


「は、恥ずかしい」


「でもこれ、みなみが自分で気持ち良くしてるんだぞ」



遥斗の声が低く意地悪に響く。



指が動くと凄い音がする。
耳を塞ぎたくなるくらい恥ずかしくて、それなのに気持ちが良くて…そんな私を見られてると思うとゾクゾクする。


お腹の奥がジンジンと熱くなって、その熱はアソコからトロリと溶け出す。



「垂れてきた…凄いな」


呆れたように嬉しそうに鼻で笑う遥斗。


遥斗にもっと乱れた私を見てほしい。
もっともっとエッチなことをしてほしい。


遥斗のためだけにエッチな子にしてほしい…



「みなみの腰動いてる」


「あっ…遥斗…」


遥斗の手が止まり、お尻や太ももの裏にキスをする。


でも今、キスしてほしいのはそこじゃない。



「意地悪…」


「…何の事だか」



遥斗が口角を上げて笑った気がした。



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