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限界Lovers
第1章 ふたりの日常
「…みなみ、なんかモジモジしてない?」


「………」


「おしっこ?」


「違います!」


確信犯の遥斗はニヤニヤしながら私に訊ねる。



「じゃあどうして?どうしてそんなにモジモジしてるの?」


遥斗の指先は優しい。
そんな指先で乳首を弄りながら恥ずかしいことをまた私に言わせようとする。


身も心もトロトロな私は遥斗の魔法にかかってしまう。



恥ずかしいけど遥斗の前ならエッチなことも言えるし大胆にもなれる。


「……ウズウズするから」


「どこが?」


「………」


遥斗の手を取って疼くそこに誘う。



「本当だ。ウズウズしてる」


ヌプヌプと指が挿入ってくる。
強烈な快感がそこから生まれて私を突き抜けた。


「あっ…はぁっ…」


甘くて切なくて、胸が掻きむしられるような快楽。


ゆっくりと遥斗の指が動く度、細胞がザワザワと騒き出す。


「遥…斗」


指はだんだん早くなる。
私はその指に翻弄され我を忘れた。


「ダメ!遥斗!イっちゃう!!」


「指でイく?」


「んっ!」


「俺挿れるよ?なのに先に指でイくの?」


そう言いながら遥斗の指は止まらない。


「ああっ!ダメっ!ダメっ!」


そしてその時が来た。
バチンと何かが弾けてアソコが指をぎゅうぎゅうと締め付けている。

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