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限界Lovers
第8章 鈴木将太の憂鬱
みなみちゃんに触れるくらい今の僕でも容易いはずだ。
でもそんなことしたら僕の好きな笑顔は彼女から消え…
その笑顔が僕に向くことはなくなるだろう。
水羊羹を差し出すとみなみちゃんは一瞬戸惑ったように見えた。
僕の真意を探っていたのかもしれない。
でも…
「あ、ありがとうございます」
おずおずと細い腕が水羊羹に伸びてくる。
みなみちゃんはぎこちなく笑顔を作り礼を言った。
「この間のさくらんぼも美味しかったです。いつも貰ってばかりですね…」
「そんなの…僕一人じゃ食べきれないし」
「…そうだ、カレー食べますか?」
「カ、カレー!?」
もしかしてみなみちゃんの手作り!?
「今カレが出張で余っちゃって…良かったら貰ってくれますか?」
みなみちゃんの手料理!!!!
あまりの感激に体が震えた。
「あ…嫌いですかね?なら無理に…」
「い、いや大好きです!!一生食べてたいくらい大好きです!!」
「そんなに?」
みなみちゃんがクスクス笑ってる。
無防備な姿で…少し気を許してくれたのか胸のガードが緩くなってた…谷間が…
谷間が……
思えば僕なんかに和んでしまったのが仇になったんだ。
「じゃあちょっと待っててくださいね」
みなみちゃんがふわりと笑う。
そしてその瞬間…
体に巻いたタオルがはらりと…
「!!!!」
一瞬だったと思う。
すぐにみなみちゃんはしゃがみ込み後ろを向いてタオルを巻き直してしまったから。
でも僕にはスローモーションみたいに見えた。
綺麗な柔らかそうな胸…
ピピピピ…ピンク色の乳頭…
視界の隅の影はきっとアンダーのヘアーだろう…
しゃがみ込んだ時の太ももと愛らしいお尻…
しなやかな背中。
「ご、ごめんなさいごめんなさい!」
何故かみなみちゃんは平謝りだ。
「見えちゃいましたか!?」
「……ミテマセン」
「本当に!?」
「ホントウデス」
シレッと嘘をつく僕。
…っていうかこんな時何て言ったらいいかなんて全くもって分からない。
だから「見てない」と言うしかなく…
でもそんなことしたら僕の好きな笑顔は彼女から消え…
その笑顔が僕に向くことはなくなるだろう。
水羊羹を差し出すとみなみちゃんは一瞬戸惑ったように見えた。
僕の真意を探っていたのかもしれない。
でも…
「あ、ありがとうございます」
おずおずと細い腕が水羊羹に伸びてくる。
みなみちゃんはぎこちなく笑顔を作り礼を言った。
「この間のさくらんぼも美味しかったです。いつも貰ってばかりですね…」
「そんなの…僕一人じゃ食べきれないし」
「…そうだ、カレー食べますか?」
「カ、カレー!?」
もしかしてみなみちゃんの手作り!?
「今カレが出張で余っちゃって…良かったら貰ってくれますか?」
みなみちゃんの手料理!!!!
あまりの感激に体が震えた。
「あ…嫌いですかね?なら無理に…」
「い、いや大好きです!!一生食べてたいくらい大好きです!!」
「そんなに?」
みなみちゃんがクスクス笑ってる。
無防備な姿で…少し気を許してくれたのか胸のガードが緩くなってた…谷間が…
谷間が……
思えば僕なんかに和んでしまったのが仇になったんだ。
「じゃあちょっと待っててくださいね」
みなみちゃんがふわりと笑う。
そしてその瞬間…
体に巻いたタオルがはらりと…
「!!!!」
一瞬だったと思う。
すぐにみなみちゃんはしゃがみ込み後ろを向いてタオルを巻き直してしまったから。
でも僕にはスローモーションみたいに見えた。
綺麗な柔らかそうな胸…
ピピピピ…ピンク色の乳頭…
視界の隅の影はきっとアンダーのヘアーだろう…
しゃがみ込んだ時の太ももと愛らしいお尻…
しなやかな背中。
「ご、ごめんなさいごめんなさい!」
何故かみなみちゃんは平謝りだ。
「見えちゃいましたか!?」
「……ミテマセン」
「本当に!?」
「ホントウデス」
シレッと嘘をつく僕。
…っていうかこんな時何て言ったらいいかなんて全くもって分からない。
だから「見てない」と言うしかなく…