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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
行ってみると、さっきのカキ氷屋さんは凄い行列になっていた。
あの時が丁度空いてた頃だったみたいで……。
たっくんは、その様子を見ると自然な動作で近くの定員さんに自分のナビを見せた。
「VIP様ですか、どのフレーバーがいいですか?」
「チョコレート!」
「申し訳有りません、そのようなフレーバーは取り扱っておりません……」
「イチゴミルクはさっき食ったしなー、うーん……。カルピスで」
「私は、ラムネで」
他の2人は迷っているみたいで、お姉さんがメニューを持ってきてくれた所で後ろから声がする。
「……日向夏」
ユリさんだった。
もう、カキ氷を受け取ったエリさんのカキ氷目掛けて突撃し、ユリさんとエリさんの激しいカキ氷争いが始まる。
そんな横で、たっくんはお店の人からスプーンを受け取るとちゃっかりとエリさんのカルピスを食べていた。
完全に、この戦いの勝者はたっくんだろう。
「うーん、俺はコーラで」
「くそ、お前等! 弟はさっさと選べよ!」
「うーんうーん、一番人気なので」
「そ、そう言われましても……」
ついさっきオープンしたばかりのお店で、一番人気お願いしますはないだろうと自分の弟の発言に頭を抱える。
「じゃあ、ミルクティーでいいよな」
「やだー、果物が良い」
「じゃあ、イチゴにしとく?」
「さっき食べた!」
食べてたの!?
「え、えーと……。じゃあラムネは?」
「さっき食べたー!」
「うーん、じゃあピーチはどうだ」
「もう食べた」
三人分、綺麗に食べてきたのね……。
弟の行動に、ますます頭を抱えてしまう。
「それでは、薔薇なんてどうでしょう?」
「ダッツ食べたらトイレの匂いがした」
そういえばそんな事もあったっけなぁと思いつつ、目の前のメニューを眺める。
「男性からは、レモンも人気ですよ」
「じゃあ、レモン!」
こうして、やっとの事で全員ぶんのカキ氷を購入できた。
こうして迷ってる間にも、届いたコーラと日向夏は戦争の餌食になってたけど。
たっくんのレモンは、ユリさんとエリさんがちまちま奪っていくけど、それほど酷い戦争にもなってない。
一番酷いのは、リヒトさんだと思う。
だって、自分で選んだ味を一口しか食べて無かったから……。
「もう一ついかがですか?」
「メロンでお願いします……」
見かねた店員さんが、気を利かせてくれた。
あの時が丁度空いてた頃だったみたいで……。
たっくんは、その様子を見ると自然な動作で近くの定員さんに自分のナビを見せた。
「VIP様ですか、どのフレーバーがいいですか?」
「チョコレート!」
「申し訳有りません、そのようなフレーバーは取り扱っておりません……」
「イチゴミルクはさっき食ったしなー、うーん……。カルピスで」
「私は、ラムネで」
他の2人は迷っているみたいで、お姉さんがメニューを持ってきてくれた所で後ろから声がする。
「……日向夏」
ユリさんだった。
もう、カキ氷を受け取ったエリさんのカキ氷目掛けて突撃し、ユリさんとエリさんの激しいカキ氷争いが始まる。
そんな横で、たっくんはお店の人からスプーンを受け取るとちゃっかりとエリさんのカルピスを食べていた。
完全に、この戦いの勝者はたっくんだろう。
「うーん、俺はコーラで」
「くそ、お前等! 弟はさっさと選べよ!」
「うーんうーん、一番人気なので」
「そ、そう言われましても……」
ついさっきオープンしたばかりのお店で、一番人気お願いしますはないだろうと自分の弟の発言に頭を抱える。
「じゃあ、ミルクティーでいいよな」
「やだー、果物が良い」
「じゃあ、イチゴにしとく?」
「さっき食べた!」
食べてたの!?
「え、えーと……。じゃあラムネは?」
「さっき食べたー!」
「うーん、じゃあピーチはどうだ」
「もう食べた」
三人分、綺麗に食べてきたのね……。
弟の行動に、ますます頭を抱えてしまう。
「それでは、薔薇なんてどうでしょう?」
「ダッツ食べたらトイレの匂いがした」
そういえばそんな事もあったっけなぁと思いつつ、目の前のメニューを眺める。
「男性からは、レモンも人気ですよ」
「じゃあ、レモン!」
こうして、やっとの事で全員ぶんのカキ氷を購入できた。
こうして迷ってる間にも、届いたコーラと日向夏は戦争の餌食になってたけど。
たっくんのレモンは、ユリさんとエリさんがちまちま奪っていくけど、それほど酷い戦争にもなってない。
一番酷いのは、リヒトさんだと思う。
だって、自分で選んだ味を一口しか食べて無かったから……。
「もう一ついかがですか?」
「メロンでお願いします……」
見かねた店員さんが、気を利かせてくれた。