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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
たっくんがナビを見せたおかげで、列に並ばないで川下りができたけど……、結局はカキ氷を選んでいた時間のせいで、船の後ろに乗るのが前に乗る事になっただけの違いだった。
ちなみに、リヒトさんのメロン味は歩いている途中で戦争の餌食になり、結局メロン味も一口しか食べて居なかった。
私のは食べなかったみたいで、一口あげようかと思ってスプーンを差し出せば、凄い速さでエリさんが食べてしまうものだから……、結局私のもすぐになくなってしまうという結果に。
しかも、私のぶんもたっくんが凄い勢いで食べていたから、実質半分以下しか食べていない。
まぁ、頭が痛いからそこまで食べれないんだけど……、それにしても3人の食欲には驚かされる。

「む、亀が居るぞ!」

そして、現在。
嬉々としてクロウが川下りを楽しんでいる。

「うっわー、あの岩っ! 石を竿で押した部分まで凹んでてマジリアル!」

同じようにはしゃぐルイ。
やっぱり、双子なんだなぁと実感してしまう。

「そうなのか!?」
「そうそう、川下りだと決まったコースになるから、岩を押す場所も同じじなる、だから何年も同じ場所ばかり押すから凹むんだよ!」
「おお、それは素晴らしい! 芸術的だな!!」

2人はヒートアップするので、他の人達は2人の会話を聞くだけで成立する川下り。
NPCの人が言おうとする事もほとんどこの2人が勝手に喋ってくれるので、ただ船を操縦しているだけでいいみたい。
時々、簡易な説明とかもしているけど。
こんなにテンションの高い川下りなんて初めてだろう。
たぶん、一緒に乗った人達はもう一回乗って、静かな川下りを楽しむんだと思う。

それでも、紅葉や桜が咲き乱れる川下りは非常に綺麗で……、とても堪能している。
水の色も綺麗な緑色で、とても綺麗な色。
岩も自然な形がとても綺麗で、落っこちそうな勢いの2人さえいなければ、もっと落ち着いて眺められたと思うけど。

そうして、川下りが終わって城下町に到着。

「いやー、あのNPCよく出来てるなー」
「名前も普通のプレイヤーっぽかったしね」

いえ、本当に普通のプレイヤーなんです……。

その後、2人は伝説の川下りガイドという噂が流れてしまって……。
別な所に居ては『仕事をサボってる』と言われる始末。
それでも、本人達は川下りが楽しかったみたいで、次予定を立てていたり。
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