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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
「たっくん、それだけあって全部着れるの?」
「うん、大丈夫」
「女の人も、お姉ちゃん一人しか居ないんだよ?」
「大丈夫じゃない?」

そうは言うけれど……。
色々な町の服や小物の定員さんから、乗り物売りの定員さんまでやってきている。
一番まずいと思ったのは、ペットショップの定員さん。
たっくんを全力で止めようとしたけど、押し切られてペット全種類コンプリートしてしまった。

「ど、どうしよう……」
「まぁまぁ。このゲームって、服は一着100円から、高い物で500円程度だから……」
「で、でも乗り物とか……」
「あー、一万とかあったな」
「高いじゃないっ!」
「ペットが1匹5千万か」
「変な玩具より安いよー」

ペットはVIP専用だったらしく……、強くて賢くて見た目もいいペットばかりなんだけど、値段が非常にお高いペットばかり。
そして、現在は他のVIPさん達も買い物をしようと並び始めてしまって。
城の前は、VIPや纏め買い専用客で賑わい始めてしまった。

買った後だし、全力で止めようとしたけど止められなかった私も悪いけど……、さりげなく大人の玩具まで買ってて、よくわからない物も買うから、本当にゲームだからと言って金銭感覚が麻痺している我が弟。

「たっくん、もうお姉ちゃんがいいっていう物以外買っちゃ駄目よ?」
「なんで?」
「変なのまで買ってるじゃない!」
「大丈夫だもん、僕使わないし」
「余計大丈夫じゃないって!!」

分ってて買ったとなると……、更に頭が痛くなる。

「たっくん、なんで買ったの?」
「えー、だって他の人達とかいっぱい使いそうだよ?」

いっぱい使われたら、こっちが迷惑。
2人で言い合いをしていると、エリさんが間に入ってきた。

「何やってんだ?」
「えーとね、お……」
「なんでもないっ!」

媚薬とか、尻尾付きバイブ買いましたとか色んな人達が居る前で言えるわけないじゃない!?

「お、お城の中に入ろう!」
「ん? まぁいいけど」

少し不満げな様子で、エリさんはエスコートしてくれる。
なんだかんだ言いつつ、エスコートしてくれるエリさんって、本当に優しい。
でも女慣れしているから、他の人にもするのかなと思うとちょっと心の中がモヤモヤしてきた。
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