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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
無理やり権力で押し込めたのがルイのやり方だから、これではたっくんは、ただ苦手になってしまうだけ。
現に、IDを作らなくした後たっくんは一切ルイを呼んだ事がなかったし、関わらせるのも嫌がってたし。
その度に、睦月さんがフォローしていたから、あの人は良くも悪くも優しすぎる人。
今回、犯人達が睦月さんの顔になったのにも必ず睦月さんの『いい人過ぎる』部分が関係あるんじゃと思ったり。
……そういえば、たっくんはゲームに来てるのにお気に入りの睦月さんを連れてこないなんて、何か理由がありそう。
「そういえば、睦月さんはなんで来なかったの?」
「……脳がダイヴマシンに耐えられないから。絶対にヴァーチャル世界には来れないらしい」
「そーそー。だからむっちゃんも坊ちゃんがヴァーチャルIDを作るのには反対してたんだよ。だから、俺だけ悪いわけではないって! 大体むっちゃんの意見だし」
意外だったかも。
あれ、でも私がIDを作れなかったのは?
「ねぇ、それならなんで私のIDは作らなかったの?」
「お嬢様が作ると、坊ちゃまもゲームやりたいって駄々こねるっしょ?」
理解できるけど、でもやっぱり強行手段に出る理由にはなってないと思う。
ルイって、結構俺様な所があるからなぁ……。
我侭というか、自己完結しちゃうというか。
話せば終わる事でも自己完結しちゃうから、ちょっと接しにくいかも。
単に、私がそこまで話し上手じゃないっていうのはあるかもしれないけど、さ。
だからって何も言わないで自分勝手に推し進める理由にはならないと思うんだけど。
まぁ、何を言っても駄目な人って根本的な何か理由でもないと変わらないから、諦めるしかないと思う。
だから、きっぱり言ってしまえば、私とルイって根本的に性格が合わないんじゃないかなって。
だって、ルイがいい人だって言う事は理解しているんだけど、でも何処か仲良く出来ない。
これが、執事でなければ絶対に話していないタイプだし。
エリさんみたいな、誰とでも仲良くなれる明るい人なら話は別なんだろうけど。
私みたいな暗い人間が言ってもアウトオブ眼中って感じ。
本当に、なんで何も聞いてくれないんだろう?
思い出すだけでイラッとする。
たぶん、こういう面って隼人君のよく似ているから……、だから駄目なんだと思う。
現に、IDを作らなくした後たっくんは一切ルイを呼んだ事がなかったし、関わらせるのも嫌がってたし。
その度に、睦月さんがフォローしていたから、あの人は良くも悪くも優しすぎる人。
今回、犯人達が睦月さんの顔になったのにも必ず睦月さんの『いい人過ぎる』部分が関係あるんじゃと思ったり。
……そういえば、たっくんはゲームに来てるのにお気に入りの睦月さんを連れてこないなんて、何か理由がありそう。
「そういえば、睦月さんはなんで来なかったの?」
「……脳がダイヴマシンに耐えられないから。絶対にヴァーチャル世界には来れないらしい」
「そーそー。だからむっちゃんも坊ちゃんがヴァーチャルIDを作るのには反対してたんだよ。だから、俺だけ悪いわけではないって! 大体むっちゃんの意見だし」
意外だったかも。
あれ、でも私がIDを作れなかったのは?
「ねぇ、それならなんで私のIDは作らなかったの?」
「お嬢様が作ると、坊ちゃまもゲームやりたいって駄々こねるっしょ?」
理解できるけど、でもやっぱり強行手段に出る理由にはなってないと思う。
ルイって、結構俺様な所があるからなぁ……。
我侭というか、自己完結しちゃうというか。
話せば終わる事でも自己完結しちゃうから、ちょっと接しにくいかも。
単に、私がそこまで話し上手じゃないっていうのはあるかもしれないけど、さ。
だからって何も言わないで自分勝手に推し進める理由にはならないと思うんだけど。
まぁ、何を言っても駄目な人って根本的な何か理由でもないと変わらないから、諦めるしかないと思う。
だから、きっぱり言ってしまえば、私とルイって根本的に性格が合わないんじゃないかなって。
だって、ルイがいい人だって言う事は理解しているんだけど、でも何処か仲良く出来ない。
これが、執事でなければ絶対に話していないタイプだし。
エリさんみたいな、誰とでも仲良くなれる明るい人なら話は別なんだろうけど。
私みたいな暗い人間が言ってもアウトオブ眼中って感じ。
本当に、なんで何も聞いてくれないんだろう?
思い出すだけでイラッとする。
たぶん、こういう面って隼人君のよく似ているから……、だから駄目なんだと思う。