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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
いいようにされる、とは言っても膝に乗せられて後ろから抱きしめられたりするだけで、襲われたり等はしないけれど……、それでも男の人からの酷いスキンシップには慣れてはいない。

「ちょ、止めて……」
「ん、甘い匂い」

大牙さんのほうも、だいぶお酒が入ってきているみたいで、ぎゅーっと抱きしめて、匂いを嗅がれて顔から火が出るように熱くなる。
がっしりとした、大牙さんの男のヒトの体が嫌っていうほどわかってしまうし、もう本当に逃げたしたい。
さっきまで、相手に対して怒っていたのもを思い出すと複雑な気持ちになるものの、自分が特別なんじゃないかって思ってしまって、ちょっと浮かれてしまうのも事実。
……お酒のせいだよ、きっと。

ふらふらになって、身動きできなくなったけれども、頭はしっかりしている。
本当に、厄介な状態だ。

さっきから暴れているけど、全然脱出なんてできなくて……、仕方なく大人しくしているとお酒の手は止まったものの、余程自分を腕の中に閉じ込めているのが嬉しいのか、大牙さんがこれ以上にない程に情機嫌になっている。
確実に、向こうにも酒が入っているんだろう。

「なぁ、髪伸ばせよ。そのほうが、絶対似合う」
「う、うん……、考えとく」

赤瀬大牙、この人の考えている事は本当にわからずに、それでいて人を魅了する事が得意な、とても不思議な人。

「あー、柔らかい」
「変な所触らないでよ」
「ん、後少しだけ」

胸とかは触らないものの、腰等に手を回しては胸に当たる、当たらないかぎりぎりの位置をキープしてる。
触りたそうにはしているものの、あえて触らないのが残された良心ってやつなんだろうけど、それでも背中に当たる大牙さんのアレが自己主張し始めて本当に大変。

大牙さんから出されたお酒をちびちびと飲んでは、抱きしめられて、首筋にキスされて……。
甘すぎて、勘違いしちゃいそうで怖い。

「もっと飲めよ、ノリ悪いぞ」

ノリを良くしちゃったら、食べられちゃうでしょ!?

とはいうものの、お酒が甘くて美味しくて……、フルーティーな味がとても美味しくて。
ジュース感覚で飲めちゃうから、ついつい飲んでしまって……。

そうして、気が付けば見慣れない部屋の見慣れないベッドで寝ていた。
頭は凄く痛いし、水でも飲もうかと思って扉に手をかけると、何やら喘ぎ声が聞こえて、出るか躊躇してしまう……。
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