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ラブ❤ゲー!
第8章 休憩してあげる
……馬鹿だなぁ。
本当に、馬鹿だなぁ。
無理やりヤられた時に、私は隼人君の本性が分ったのに。
なんで、あの子はただ純粋に信じ続けたんだろう?
隼人君の何処に、信じ続けられる原因があったんだろう?
ただ一つ言える事は、あの子は勝負に" 勝った " 、ただそれだけの酔いしれすぎて、周りが見えてなかった。
だから、たぶん……本当は勝ててなかったと気が付いて死んでしまったのかもしれない。
これは、本人が死んでしまったから性格には言えないけど、でも私の黒い感情を思い知ったきっかけになった出来事。
友達だと思ってた人に裏切られて、好きな人に裏切られて最悪だったけど、それ以上に友達が死んだのは辛かった。

ああ、懐かしいなぁ。
あの子が生きていたら……、今どうなっているんだろう。
私は、この映像を見るたびにそれだけを思い出す。

そうして、横を見ると、正座をして泣きそうな目でこちらを見つめている大牙さんが居た。
餌を強請る子猫みたいで、とても可愛い。

「わ、悪い……。こ、こういうの見られてるのは嫌だろうってわかってんだけど、で、でもどうしてもつい見たくなって……」
「いや、気にして無いから大丈夫」
「ほ、本当か? 普通なら、レイプの現場なんて嫌がるだろ」
「うーん、まぁ氷山の一角に過ぎないよ」

慣れてしまったから。
大勢の男の人を目の前に、多数の男の人を相手しながらヤらされたら、それはどんな事にも慣れてしまう。
自分の映像を見られて自分で扱いてるだけなんだから、無理やり襲うわけでもないし、私の体を玩具にしてるわけでもないから、別にどうも思わないけど。

自分の体を玩具にされるのが嫌で、私は隼人君にお金を渡して止めてもらった。
こうでもしないと、自分の身は守れなかったから。

「お、お前……、それで本当にいいのか?」
「別に、私を他の人達に売るワケでもないでしょ?」
「いや、普通そんな事するかよ」

さっきの熱はすっかり冷めてしまったみたいで、呆れた大牙さんは、冷蔵庫から飲み物を出してくれた。
どうやら、ここは大牙さんの家みたい。

「お前って可笑しいよな」
「そう?」
「ああ、性に関して本当に可笑しい。ゲームで、半レイプ紛いな事をしてもケロってしてたし」
「そうなんだ、あれってやっぱりレイプみたいなものだったんだね」
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